全国9地域のビーチサッカーリーグから代表する12チームが集い競い合った「第4回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」。2日間の戦いを振り返ります(以下、敬称略)。
◆1次ラウンド
・GoalNoteクラウドシステム(結果)
https://www.goalnote.net/detail.php?tid=9858…
・YouTube(動画,第1ピッチ開催試合)
https://www.youtube.com/watch?v=62PGijTSdwY
<Group A>:http://jbsf.or.jp/news/?p=3653
開催地代表のリベルテ防府(中国・山口)は、東京レキオスBS(関東2・東京)相手に善戦するも及ばず。続くモスペリオ東北BS(東北・宮城)には勝利し意地を見せた。モスペリオは、要所でポテンシャルの高さを見せるも持ち味を出せぬまま2敗。レキオスがそつなく2勝し決勝ラウンドへ。
<Group B>:http://jbsf.or.jp/news/?p=3658
1次ラウンド最大の白眉とされたドルソーレ北九州(九州・福岡)対 レーヴェ横浜(関東3・神奈川)。レーヴェが2点先行するもドルソーレが怒涛の攻撃で得点を重ねレーヴェを粉砕。レーヴェはこの大会最後まで「らしさ」を見せることができなかった。カベーラ新潟プライア(北信越・新潟)は球際にナイーブさをみせ強豪2チームの前に沈んだ。ドルソーレが2戦を圧勝し決勝ラウンドへ。
<Group C>:http://jbsf.or.jp/news/?p=3667
ともに3年連続出場で瀬戸内海を挟んだ地域同士の対決となったベル・エキップBS(中国・岡山)対 BS海’s(四国・高知)は、激しいゴールの奪い合いとなったが、経験値の高いベル・エキップが海’sを突き放した。勝星を挙げられなかった海’sも王者・東京ヴェルディBS(関東1・東京)に3得点し気を吐いた。ヴェルディは「横綱相撲」で2勝し決勝ラウンドへ。
<Group D>:http://jbsf.or.jp/news/?p=3674
1次リーグ屈指の好カードBSC明石アレイア(関西・兵庫)対 ヴィアティン三重BS(東海・三重)は、最少得点に抑えられた明石がFKとPKからの2失点に沈み涙を飲んだ。北海道胆振東部地震を乗り越え5人で臨んだミラージュ(北海道)は、強豪2チームの壁に風穴を開けることはできなかったが、明石戦終盤に1点を挙げ爪痕を残した。ヴィアティンが終始落ち着いたゲーム運びで2勝し決勝ラウンドへ。
◆決勝ラウンド
・GoalNoteクラウドシステム(結果)
https://www.goalnote.net/detail.php?tid=9859
・YouTube(動画,第1ピッチ開催試合)
https://www.youtube.com/watch?v=f30O5Y9YzcQ
<準決勝1>
東京レキオスBS(1-1,PK 2-1)ドルソーレ北九州
https://www.goalnote.net/detail-standings-tournament.php?tid=9859
柔(レキオス)と剛(ドルソーレ)、カラーに違いはあるも互いに攻撃的な両チームの戦いは、予想に反し緊迫した持久戦に。それぞれチャンスを生み出すも最少得点に留まり、延長でも決着がつかず。PK戦をレキオスが制し決勝に進出した。
<準決勝-2>
東京ヴェルディBS(6Ex.-5)ヴィアティン三重BS
https://www.goalnote.net/detail-standings-tournament.php?tid=9859
ヴェルディに常に先手を打たれるも、落ち着いたボール回しから追いつくヴィアティン。互いに華麗なボールコントロールや豪快なオーバーヘッドキックを披露しゴールの奪い合いを演じ、なおかつ相手を知り尽くしたチーム同士の対決は、まるで詰将棋のような息をもつかせぬ様相を呈し、観客の視線を釘付けにした。延長戦のゴールでヴィアティンを突き放したヴェルディが決勝戦に進出。
<決勝>
東京レキオスBS(4-9)東京ヴェルディBS
https://www.goalnote.net/detail-standings-tournament.php?tid=9859
攻守にバランスのとれたヴェルディに対し、慎重にパスをつなぎながら隙を窺いたかったレキオスだったが、立ち上がりに前がかりになった背後を突かれ失点を重ねてしまう。第2ピリオドにはKick offの展開から、第3ピリオドには守備の連携ミスからそれぞれ開始直後に失点。反撃の出鼻も挫かれてしまう。飯野智之が攻守にわたり獅子奮迅の活躍をみせ、ハットトリックを達成するも及ばず。常にゲームの主導権をとり選手層の厚さも見せたヴェルディがレキオスを突き放し、大会史上初の連覇を達成した。
☆表彰☆
優 勝: 東京ヴェルディBS(2年連続2回目)
準優勝: 東京レキオスBS
第3位: ヴィアティン三重BS
第3位: ドルソーレ北九州
(個人賞)
得点王: 赤熊 卓弥(ドルソーレ北九州)=10得点=