トップカテゴリー強化リーグ参入 ドルソーレ行橋~ビーチサッカー連盟便りVol.74~

  • 掲載日:2024.03.26
  • カテゴリ:蹴球通信
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)
2024年3月号は、ドルソーレ行橋 代表取締役 岡本英雄さんからのメッセージです!
ドルソーレ行橋を発足して 14 年目のシーズンを迎えます。クラブ発足 5 年目に全国制覇を成し遂げ、一般社団法人ドルソーレを設立しました。その 5 年後には株式会社ドルソーレと変更し、チームのプロ化を図っています。
ドルソーレは選手たちの練習環境やホームタウンでの生活サポートな どにこだわり、これまでにビーチサッカー日本代表も数多く輩出してきま した。女子チームも活動しており、ビーチサッカー日本女子選抜候補選手も在籍しています。また、地域に愛されるチームを目指して多くのイベントに参加し、地域の皆さまと触れ合いながら、ファン・サポーターやスポ ンサーを募ってきました。近隣の 6 市町村とパートナーシップ協定を締結し、今ではパートナー企業や協力企業は100社を超えます。年に1度開催する行橋ビーチサッカー大会は 3,000人ほどの来場者があり、地域を巻き込んだ大イベントになっています。
京築エリア、北九州市を中心とした学校では約 8 年前から出前授業を始め、ビーチサッカーの楽しさ、ルール、ビーチクリーン、SDGsなどについて授業をしています。それによりビーチサッカーに興味を持つ子どもたちが増え、ホームビーチである行橋市長井浜ビーチの来場者数も年々増加。現在では年間5万人近くに達しており、実際にビーチサッカーを始める子どもも増えてきました。ビーチサッカースクールには現在、100 人以上が在籍し、ビーチサッカー日本代表を目指す子どもも出てきています。しかし、トップ選手たちのプレーを目にする機会がほとんどない状況でした。子どもやファン・サポーター、スポンサーにもっと見てもらえる機会を提供したいと思っていた時期にトップカテゴリー強化リーグへの 参入が決まり、スタッフやチーム、地域の熱が非常に上がっています。やっとスタートラインに立てたという気持ちです。
課題はありますが、ビーチサッカーの特性やビーチの楽しみ方を融合させ、その魅力を引き出すことができると確信しています。トップカテゴリー強化リーグをより一層盛り上げられるよう懸命に取り組んでいきます。
今後の目標は、トップカテゴリー強化リーグ3位以内、全日本ビーチサッカー大会ベスト4以内です。そして、再びビーチサッカー日本代表選手を輩出し、技術だけではなく人間としてもファンになってもらえる選手育成をしていきます。選手一人一人を大切にし、価値を高め、試合を見に来る観客を増やす。ビーチがあるこの町にはビーチサッカーが必要なんだ!という存在になれるよう全力で戦います。
関係者一丸となってビーチサッカー界を盛り上げていきましょう!
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