謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
ビーチサッカー日本代表は、前回大会のFIFAビーチサッカーワールドカップロシアで 歴史を塗り替える準優勝という偉業を成し遂げ、 多くのビーチサッカー関係者に勇気と感動、 そして希望を与えて頂きました。ビーチサッカー日本代表に心からの賛辞と感謝を申し上げます。この成果は、 JFAの皆様をはじめ、地域及び都道府県サッカー協会、関係するすべての皆様のお力添えがあってのことであり、日頃からのご支援に改めまして心より御礼申し上げます。
さて、2023年11月17日、ビーチサッカー日本代表が出場する、FIFA ビーチサッカーワールドカップ UAE 2024(開催期間:2024年2月16日~2月25日)のマッチスケジュールが発表されました。試合は、すべてUAEのドバイで行われます。今回12回目となるFIFAビーチサッカーワールドカップで、前回大会準優勝のビーチサッカー日本代表は、グループCに入り、セネガル、ベラルーシ、コロンビアと同組となりました。どのチームも強豪ですが、前回大会以降、チームとして国内合宿、海外遠征を積み重ねてきた成果をワールドカップの大舞台で発揮し、チームが一丸となって頂点めざし臨んで頂き、チーム・選手・スタッフ各々が価値ある大会となったと振り返ることができるよう心より祈念申し上げます。
国内における活動状況は、引き続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により非常に厳しい状況が続いていましたが、感染症法上の位置づけが5類に移行した5月8日以降、すべての地域で以前のように有観客の中、リーグ戦が開催されました。そして、3月に「第5回Beach Soccer地域女子チャンピオンズカップ」、12月に「第9回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」を沖縄県西原町にある西原きらきらビーチで開催することができました。また、「第1回ビーチサッカーU-12フェスティバル」を3月に兵庫県明石市大蔵海岸にて開催し、ビーチサッカー競技として初めてのアンダー世代カテゴリーの全国規模大会をスタートすることができました。その他、各地域における地域U-12フェスティバル及びU-12関連イベントの開催やNPO法人日本ビーチ文化振興協会様と連携したジャパンビーチゲームズフェスティバルを5月に東京・お台場ビーチ、10月に千葉・稲毛海浜公園いなげの浜、11月に神戸・須磨海岸にて開催しました。ジャパンビーチゲームズは、ビーチゲームズ日本招致プロジェクト(ビーチ・マリンスポーツの国際大会招致活動/主催:国内オリンピック委員会連合(ANOC))」活動の一環として、一般来場者にビーチスポーツを観戦、体験していただくことで幅広くビーチゲームズを認識いただくイベントととして、かつ都市型ビーチにおいてビーチスポーツの公式戦・体験ができるイベントを開催することにより、スポーツの振興、健康増進、また、海辺の活性化、地域におけるビーチ文化の振興を図っています。このように多くのビーチイベントの開催とともに、弊連盟及びビーチサッカー競技へのご支援・熱いご声援をいただき、誠にありがとうございました。
2024年においては、引き続き公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の加盟団体としての社会的使命とその理念実現のために、地域サッカー協会、都道府県サッカー協会等関係者の皆様をはじめ、日頃より弊連盟を支援いただいている皆様との連携のもと、地域社会に根ざしたビーチサッカー競技の健全な普及と発展を図るとともにビーチサッカー競技の環境整備を推し進めてまいります。 そして、まずは、2024年3月開催予定の「第6回Beach Soccer地域女子チャンピオンズカップ」及び「第2回ビーチサッカーU-12フェスティバル」の開催に向け準備を進めていきます。また、共催大会をつなぐ新たな競技形式での大会開催、ビーチ活動指導者講習会の実施、JBSF女子選抜チーム活動、その他各種別の大会・フェスティバル等の後援事業のほか、オンラインを活用したビーチサッカー普及事業等のさらなる充実、推進に取り組んでまいります。
なお、新規事業として、U-15年代等ユース年代の大会開催のほか大学生、エンジョイ及びシニアフェスティバル等構築の在り方を引き続き検討していきたいと思います。
つきましては本年も引き続き、弊連盟及びビーチサッカー競技への温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
末尾になりますが、皆様のご健康、ご多幸をお祈りして年始の挨拶とさせていただきます。
皆さま、輝くBeachでお会いしましょう。