ビーチスポーツの中のビーチサッカー (JBSF事務局より)〜 ビーチサッカー連盟だより Vol.70~

  • 掲載日:2023.11.22
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2023年11月号は、JBSF事務局からです⚽

「ビーチスポーツ🏖の中のビーチサッカー」

  一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)事務局

2023年はいくつものスポーツで世界大会が開催され、日本代表の活躍に心躍らせてきた方も多いと思います。たくましくフェアに競いながら成果を挙げている各代表の姿には、競技は違っても、「チームJAPAN」で互いに高め合い、響き合う関係が築かれているように感じました。
こうした関係は、JFAが掲げる“Japan’s Way”と共鳴するものだと思います。
JFAファミリーの一員であるビーチサッカーは、「ビーチスポーツファミリー」の一員でもあります。ビーチスポーツ界では、互いを「ファミリー」と呼び合うことは一般的です。ビーチという限られた環境を共有することから、家族意識を強く感じるのかもしれません。
海に囲まれた日本ですが、ビーチスポーツを安全に楽しめる海岸は多くはありません。碧南緑地ビーチコート(愛知県)、遠州灘海浜公園江之島ビーチコート(静岡県)、森と水のアウトドア体験広場(長野県)などビーチサッカーの公式戦で使わせていただいている公共の人工サンドグランドは、バレー、テニス、ハンドボールなど他のビーチスポーツにとっても大切な競技会会場です。
限られた競技環境を大切にしながら共有すること。それは、常にビーチスポーツファミリーの課題です。そして、それぞれの競技が発展するためには、競技環境をより豊かにしていくという目標をファミリーで共有していかなければなりません。
そのための一つの共有した取り組みに「ジャパンビーチゲームズ」があります。このイベントは、国内オリンピック委員会連合(ANOC)が主催する国際総合競技大会(ワールドビーチゲームズ)を日本に招致すること目的としたものです。2023年には、東京・お台場(5月)、千葉・稲毛海岸(10月)で、ビーチスポーツファミリーが集い、ビーチスポーツの普及を主な目的とした「フェスティバル」が開催されました。そして、この11月には、競技性を重視した各種ビーチスポーツ公式大会の同時開催「ジャパンビーチゲームズ®須磨2023」されます。
ビーチサッカーも、他のビーチスポーツと協力して共通の課題に取り組みながら、互いに高め合い、響き合う関係を築けていけたらと思います。
ビーチサッカー日本代表は、2024年2月開催の「FIFA ビーチサッカーワールドカップ UAE2024」を控えています。前回の準優勝を超える成績が期待されています。
ファミリーのみなさん、応援よろしくお願いいたします。
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