JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会は9月10日(日)に大会最終日が行われ、東京ヴェルディBS(関東1/東京)が大会5連覇を達成しました。
最終日にはまず、アヴェルダージ熊本BS(九州2/熊本)とBSC明石アレイア(開催地/兵庫)による3位決定戦が行われました。ともに決勝進出を逃して悔しい思いをしていましたが、ラストゲームも力を振り絞りました。熊本が2点を先制しましたが、明石が直接FKを2本決めるなどして、第3ピリオドについに逆転。それでも熊本がPKを決めて延長戦に突入しましたが、明石が気持ちを切らさず38分に勝ち越し。激戦を制して、3位に輝きました。
緊張感あふれる決勝では、東京Vが初のファイナリストになったレーヴェ横浜(関東2/神奈川)に守備から圧力を掛けました。機を見た前線からのプレスに加えて、ボールを受けた選手に対して、激しく体を寄せてリズムをつくらせません。そうするうちに、開始5分から2点を連取。隙を逃さず先制、攻撃への素早い切り替えからクロスボールでオウンゴールを誘発と、勝負どころを逃しませんでした。
レーヴェはGKをからの組み立てを丁寧に続け、流れを取り戻そうと試みます。枠内をとらえるシュートも増え、ゴールライン上をボールが転がり、惜しくもゴールポストに弾かれる場面もありました。第3ピリオドに入ると、左からシュートを放つかに見えた平間直道選手が鋭いクロスを送り、服部大樹選手の反撃ゴールを生みました。
それでも、王者・東京Vは失点直後、トゥーリオ・シルバ選手の素早いパス交換からのシュートで再びリードを2点に広げました。残り2分でレーヴェのキャプテン大場崇晃選手に見事なオーバーヘッドキックを決められて1点差に詰め寄られますが、落ち着きを失わず。3-2と競り勝って5大会連続の王座に就きました。
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⇒東京Vが大会5連覇を達成! JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会|JFA|公益財団法人日本サッカー協会
大会日程:2023年9月8日(金)~2023年9月10日(日)
大会会場:兵庫県/明石市大蔵海岸
映像配信:「JFA 第18回全日本ビーチサッカー大会」では、ハイライト、決勝フルマッチディレイ配信をJFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」にて配信いたします。