【JFA】高円宮記念JFA夢フィールド ピッチカリオカで2023年度第一回のビーチサッカークリニックを実施

  • 掲載日:2023.07.14
  • カテゴリ:お知らせ

高円宮記念JFA夢フィールド ピッチカリオカで2023年度第一回のビーチサッカークリニックを実施

6月23日(金)から25日(日)にかけて、高円宮記念JFA夢フィールド ピッチカリオカでJFAビーチサッカークリニックが開催されました。

今回は関東ビーチサッカーリーグに参戦しているチームより、推薦された16名を対象に、田畑輝樹代表コーチが指導を行いました。最年少は15歳の選手、今後のビーチサッカーを担う選手たちに刺激となる場を設けられました。

実施前のミーティングでは、田畑コーチより「この環境に満足することなく、目指す場所はビーチサッカー日本代表であることをまず認識して欲しい」と、競争の中にいることを意識する声掛けがあり、「日本代表アイデンティティ「覚悟」「責任」「団結」「礼節」「誇り」は、代表に選ばれてから持てば良いものではない、今の段階から意識してほしい」と心構えについても伝えました。また、現在のビーチサッカー日本代表の取り組み内容、フィジカルデータなども紹介しつつ、今回のクリニック全体の狙いを伝えてスタートしました。

ビーチサッカー日本代表でも使用する「攻撃」「守備」「GKとの関わり」については、映像や図でも説明し、取り組んでいく内容を強調しました。

24日(土)午前には、ビーチサッカー日本代表のフィジカルコーチを務める鎌田豊氏にも参加いただき、代表でも行うフィジカルトレーニングを実施しました。選手たちは、普段よりも負荷のあるトレーニングに苦しい表情を浮かべるものの歯を食いしばって取り組んでいました。

今回のクリニックでは、より技術面の指導が多く、ビーチサッカー日本代表でも取り入れているフォーメーションも行いました。ゲストプレーヤーには、東京ヴェルディBSの上里琢文選手が参加し、選手目線からのアドバイスや実際に一緒にプレーし、細かな指示を出してもらいました。攻撃、守備ともに求められる動きに対し、選手からも積極的に質問に来るなど、クリニックは充実した内容となりました。

25日(日)午後には、レーヴェ横浜にご協力いただき、トレーニングマッチを実施しました。試合は15分ランニングタイムを5本行いました。これまでの取り組みを実践でどこまで理解しプレーとして表現できるかを田畑コーチは期待し、選手に指示を送ります。

試合では、所々で、練習どおりのプレーからシュートに持ち込めるシーンを作り出し、守備面に置いても理解した動きから連動出来ていた部分もありました。2ピリオドの得点に関しては、GKの関わりとフリーを作り出す動きがマッチしたゴールとなりました。しかし、プレッシャーの強度が上がり疲れが出てくると思ったプレーができず、安易なプレーを選んでしまう部分が散見されました。トータル3-6と敗れる結果になりましたが、個々の課題が浮き彫りとなる貴重な試合となりました。

クロージングでは、田畑輝樹代表コーチより「今後、この活動で得た刺激を自チームに持ち帰り、自身の成長はもとよりクラブへ良い影響を与える選手となってくれることを臨んでいます。君たちのことは今後も見ている。成長を見せて欲しい」と伝え、解散しました。

トレーニングマッチ及び選手コメントはこちら

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