ビーチサッカー日本代表は3月17日(金)、タイ・パタヤで開幕した「AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023」のグループステージC組の第1戦でインドネシアと対戦。第1~3ピリオド(P=各12分)を通して得点を積み重ね、7-0で幸先の良い白星スタートとなりました。
今大会は、秋に開催予定の「FIFAビーチサッカーワールドカップ」のアジア予選を兼ねており、現地時間午後6時30分にキックオフされました。
開始2分で日本に先制点が生まれました。
2年前の「FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021」で得点王ランク3位の赤熊卓弥選手が、得意とする豪快なオーバーヘッドキックでゴール右サイドネットを揺らしたのです。
その後、インドネシアのフィジカルを利した抵抗にあい、追加点を奪えないままでいると第1ピリオド終了5秒前でした。日本代表として公式戦初出場となった山田貴仁選手が、右サイドから茂怜羅オズ選手-上里琢文選手と繋がったボールをゴール左サイドで押し込んだのです。
重苦しい雰囲気になりそうな展開の中で生まれた2点目が、チーム全体に活を入れることになりました。
第2ピリオドの6分に赤熊選手がオーバーヘッドで、同9分に大黒柱のオズ選手がループシュートで、そして同11分に山田選手がGKのニアを突き破る強烈シュートを決め、インドネシアを突き放しました。中でもオズ選手のゴールは見どころ満載のシュートでした。
自陣の右サイドでボールをコントロール。味方のピヴォの動きを捉えると「相手のGKが前に出ているのが見えた」(オズ選手)。その瞬間を逃さなかった右足のフロントキックで放たれたループシュートは、きれいな弾道を残しながらゴール左上に吸い込まれました。
5-0で迎えた第3ピリオドの4分でした。チーム最年長プレーヤーである山内悠誠選手のシュートを相手がゴールライン際でかき出そうとしますが、これがゴールラインを割り得点が決まります。これでインドネシア選手たちの足が止まり、その1分後にオズ選手がFKを豪快に決めて7点目。このまま試合が終了し、アジアカップ制覇を目標に掲げる日本代表は、完勝スタートを飾りました。
試合に先立ち、松尾那緒弥選手の「100試合出場セレモニー」が行われ、背中に「100GAMES」と入った特別仕様のユニフォームが贈呈されました。
日本代表の第2戦は中国代表との対戦となり、19日(日)現地時間午後6時30分キックオフ(日本時間午後8時30分)です。
監督・コーチ・選手コメント等詳細はこちら
⇒【Match Report】ビーチサッカー日本代表、初戦インドネシアに7-0で快勝 ~AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023|JFA|公益財団法人日本サッカー協会
YouTube(AFC):#ACBeachSoccer Thailand 2023 | Japan 7 – 0 Indonesia
AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023
大会期間:2023年3月16日(木)~2023年3月26日(日)