【日本代表】ビーチサッカー日本代表 国際親善試合、アジアのライバルビーチサッカーオマーン代表にPKの末惜敗

  • 掲載日:2023.03.15
  • カテゴリ:BS日本代表

【Match Report】ビーチサッカー日本代表 国際親善試合、アジアのライバルビーチサッカーオマーン代表にPKの末惜敗

◆日時:2023年3月13日(月)現地 17:10キックオフ
◆会場:Jomtien Beach@パタヤ/タイ

ビーチサッカー日本代表 4(2-2、1-1、1-1、0-0、PK4-5)4 ビーチサッカーオマーン代表

【得点経過】
<1p>
2分 失点
7分 柴本慎也(東京ヴェルディBS)
9分 失点
11分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
<2p>
1分 失点
8分 大場崇晃(レーヴェ横浜)
<3p>
1分 失点
11分 茂怜羅オズ(東京ヴェルディBS)
<Ex>
<PK>
茂怜羅オズ ◯ ー ◯ オマーン
山内悠誠 ◯ ー ◯ オマーン
大場崇晃 ◯ ー ◯ オマーン
赤熊卓弥 ◯ ー ◯ オマーン
松田康佑 ✕ ー ◯ オマーン

スターティングメンバー
GK 柴本慎也
FP 茂怜羅オズ、大場崇晃、上里琢文、奥山正憲

サブメンバー
GK 河合雄介
FP 山内悠誠、松田康佑、松尾那緒弥、赤熊卓弥、木船祐樹、山田貴仁

【マッチレポート】

アジアの強豪相手にしっかり準備して臨みました。

試合開始早々立て続けにシュート打っていくビーチサッカー日本代表でしたが、決めきることが出来ません。

逆に開始2分、相手GKがリフティングで持ち上がり、アラにパス、折り返したボールがファーまで抜けてしまい詰められて先制を許します。

出鼻をくじかれた形となった日本でしたが、攻撃の形は変えず2対2でGKを中心に攻めます。

7分、ようやくその攻撃が実ります。2対2のポゼッション中、GK柴本慎也選手へのプレッシャーが弱まったところ柴本選手がリフティングで持ち上がりシュートを決め同点とします。しかし9分、連係ミスが起こります。アラの木船祐樹選手とのパス交換時、チェックの動きから裏に抜け出そうとした木船選手でしたが、柴本選手が足元へパス。そのパスを相手に奪われシュートを決められます。主導権を握っている間に失点をしてしまい流れが悪くなります。

その後も、ボールポゼッション高く試合を進めるものの、なかなかシュートに持ち込めない時間が続きます。11分、相手DFの前に入りボールを受けた赤熊卓弥選手が倒されFKを獲得。これまで課題としていたFKからの得点を挙げ、同点で第1ピリオドを終了します。

第2ピリオドも早々にGKのシュートを弾いたところを詰められ失点からのスタートなります。オマーンの攻撃は単調ではあったもののプレッシャーの圧が強く日本チームがボールを持っているものの決定的なチャンスを作り出せません。オマーンは我慢強く守備をしながら一発を狙うという戦い方を一貫して続けてきます。

8分、3対1の形から素晴らしいタイミングで大場崇晃選手が赤熊選手にあて、リターンで相手3人を置き去りにしゴールを決めます。組み立てからフィニッシュまで流れもテンポも揃った素晴らしいゴールで三度追いつきます。

第3ピリオドも早々に失点をしてしまいます。ハイプレッシャーをかけに前がかりになっているところで、GKからピヴォにスローされ、長い距離を走られマークを外されたところからボールをあげられオーバーヘッドを決められてしまいます。その後、日本のリズムが崩れるところが多くうまく攻撃の糸口が見つけられない時間が続きます。終了間際、茂怜羅オズ選手がFKを決めて4度目の同点に追いつきます。延長戦は両チームともに決定機を作り出すことが出来ず、PK戦に入りました。

5人目、日本は松田康佑選手が枠を外してしまい試合終了、悔しい敗戦となりました。

AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023の本戦前最後の試合でしたが、課題が残る試合となりました。
随所に日本らしいパス繋ぎや上手さを見せることは出来たものの、勝負として勝ち切る強さを持っていかなければいけません。

2019年に続く大会連覇、ワールドカップの出場権を目指す戦いを前に気持ち切り替えて臨みたいと思います。

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【Match Report】ビーチサッカー日本代表 国際親善試合、アジアのライバルビーチサッカーオマーン代表にPKの末惜敗|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023

大会期間:2023年3月16日(木)~2023年3月26日(日)

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