「ビーチサッカー U-12フェスティバル」 いよいよ開催!〜ビーチサッカー連盟だより Vol.61~

  • 掲載日:2023.02.19
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2023年2月号は、来月いよいよ開催される「ビーチサッカー U-12フェスティバル」 について一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)事務局から発信させていただきます。

今年3月18日から19日、兵庫県明石市で「第1回ビーチサッカー U-12フェスティバル」が開催されます。この大会は日本ビーチサッカー連盟(JBSF)主催事業として、2020年3月のスタートが予定されていましたが、コロナ禍のため開催を見合わせてきました。「JFAサッカー活動の再開に向けたガイドライン」に沿って、感染対策を講じた上で、ジュニア世代初のビーチサッカー全国大会のキックオフの笛がようやく吹かれようとしています。
ジュニア世代を対象としたビーチサッカーのイベントは、全国各地、さまざまな形で開催されてきました。JFA主催の巡回クリニックでも多くの少年少女が裸足のサッカーに触れ、関東や四国では地域ビーチサッカー連盟の主催大会も行われてきています。私たちは「U-12フェスティバル」がこうした少年少女の目標になればいいな、と思っています。しかし、もっと強く願っていることがあります。
ここで幻となった2020年大会に向け、ビーチサッカー日本代表の選手たちが寄せてくれたメッセージを紹介します。
「ピッチは砂浜で、裸足でプレーする。うまくいかないことが多く、悔しい思いもすると思います。でも、その分うまくいったときの楽しさもあります。浮き球のパスやアクロバティックなプレーにも楽しくチャレンジして、ロケーションも楽しんでください。ビーチサッカーで感じたり、気づいたり、学んだことは、必ず普段のサッカーにも生きてきます。砂の上でボールは不規則な軌道を描くので、シュートが得意でもゴールに嫌われたり、その逆でシュートが不得意な選手もゴールを挙げたりします。みんな自分を信じて思いっきりシュートをしてみてください。たくさんチャレンジしてください!これはお願いですが、大会が終わったら、いろいろな人にビーチサッカーの面白さや楽しさを話してください!『裸足でやると気持ち良い』『海で開放感があってそれだけで楽しい』など自分が感じたこと、何でも良いです!まだまだマイナー競技ではあるので、新たな歴史のページの一員として協力お願いしますね。そして、失敗しても笑顔!成功したら最高の笑顔で砂だらけになりながら楽しんでください!次世代の選手たちがたくさん出て世界で輝くことを期待しています!将来のビーチサッカー日本代表で共にプレーする選手が出てくることを期待しています、何歳までも待ってるで!」(以上、飯野智之選手、松尾那緒弥選手、山内悠誠選手より)。
ビーチサッカーファミリーが出会いたいのは、裸足で躍動する少年少女たちの笑顔です。そして、ずっと願っているのは、みんなで一緒に砂まみれになりながら、日本ビーチサッカーの「新しい景色」を見ることなのです!
***
第1回ビーチサッカーU-12フェスティバル
2023/3/18(土)~19日(日)@明石市大蔵海岸特設ビーチサッカーピッチ
***
⚽飯野智之選手からのメッセージ(2020年3月)
⚽松尾那緒弥選手からのメッセージ(2020年3月)
⚽山内悠誠選手からのメッセージ(2020年3月)
***
JFA News 購読お申し込み
蹴球通信~ビーチサッカー連盟便り~アーカイブズ~