ビーチサッカー日本代表と地域ビーチサッカーリーグ 〜ビーチサッカー連盟だより Vol.58~

  • 掲載日:2022.11.22
  • カテゴリ:蹴球通信
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2022年11月号は、「第8回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」と日々各地で地道に活動されている地域ビーチサッカー連盟の皆様へのメッセージです。

「ビーチサッカー日本代表と地域ビーチサッカーリーグ」

 一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)事務局

ビーチサッカー日本代表は10月1日・2日、兵庫県明石市でウクライナ代表と国際親善試合を行い、第1・第2戦ともに勝利しました。両日1,000人前後の観客が会場に訪れ、またJFATV配信の視聴は合わせて6万回近くに及びました。試合後には、戦火に見舞われているウクライナの代表と日本代表両チーム選手が「スポーツと共にある平和な日常を!」と記された横断幕を掲げてピッチ一周すると、会場は暖かい拍手に包まれました。
この大会でピッチに立った日本代表選手たちは、全て地域ビーチサッカーリーグに出場している選手たちです。そして、全国9地域で開催されたリーグ戦のチャンピオン同士が競い合う「第8回Beach Soccer地域チャンピオンシップ(以下、BS地域CS)」が、11月18日・19日、沖縄県中頭郡西原町西原きらきらビーチで開催されます。
BS地域CSは、2015年の第1回大会では6地域(関東、北信越、東海、関西、中国、九州)のリーグ代表での開催でしたが、第3回大会までには東北、四国、そして北海道と9地域が揃い、以降は開催地域と前大会優勝チームの地域及び登録チームの多い地域の代表を加え12チームで競われています。
しかし登録チーム数や競技レベルについては、地域リーグ間の格差は開いて来ているのが実情です。先の国際親善試合での日本代表選手16人の内訳をみると、2地域5チーム(関東リーグ:2チームから8人、九州リーグ:3チームから8人)に留まっています。また代表選手が活躍する地域においてもチーム間の競技レベルの格差が顕著になってきています。
こうした状況もあり、「Beach Soccerトップカテゴリー強化リーグ2022(BS強化リーグ実施委員会主催/JBSF後援)」が今春開催されました。将来の全国リーグ設立も睨んでの取り組みで、全試合ハイレベルな戦いが繰り広げられました。
日本代表チームの競技力充実に向け、全国(トップ)リーグの設立は重要なテーマです。しかし、富士山の高さも美しさも、その広い裾野によって支えられているように、日本代表の活躍も全国で地道に活動されている地域ビーチサッカー連盟の取り組みによって支えられていることを忘れてはなりません。
ビーチサッカー日本代表は、2023年3月にタイで開催される「AFCビーチサッカーアジアカップ」でW杯初制覇に向け旅立ちます。そして、その旅の出発点は地域ビーチサッカーリーグのピッチであることは確かなのです。
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【第8回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ】
■期日:2022年11月19日(土)~20日(日) 2日間
■会場:西原きらきらビーチ(沖縄県西原町)
■参加チーム数:全国各地域リーグ代表等 12チーム
▼実施要項、日程等詳細
🎥LIVE動画配信
●1次ラウンド 11月19日(土)
●準決勝 11月20日(日)
●決勝  11月20日(日)
【試合情報はこちら】
◆地域CS【1次R】
◆地域CS【決勝R】
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