日本では2019年以来の開催となる国際親善試合に向けて、開催地である兵庫県明石市でビーチサッカー日本代表の合宿がスタートしました。
招集された16名、全ての選手が集合日からしっかりと汗を流しました。
ミーテイングでは、対戦国であるウクライナの試合分析や2021年のワールドカップの振り返りなども行い、今回の国際親善試合で茂怜羅オズ選手兼監督の目指すビーチサッカーをさらに浸透させ、チームの醸成を図っています。
2023年3月にタイで開催されるAFCビーチサッカーアジアカップに向け、限られた海外チームとの真剣勝負の機会を前に、チームは改めて気を引き締め1つ1つの練習に取り組んでいます。
今回の国際親善試合では、2021年に開催されたFIFAビーチサッカーワールドカップロシアに出場した経験豊富な選手と、今年7月にスペインで行われた国際大会BSWW Mundialito Gran Canaria 2022に臨んだ若手選手たちが共に招集され、代表選手選考の面でも重要な機会となっています。
トレーニングでは、システム確認に多くの時間を費やしながらも、茂怜羅オズ選手兼監督は「シュートへの意識」を強調していました。ゴールキーパーにも、積極的なシュートを求めゴールを決めることを意識させていました。
アラの選手には、ポジショニングと体の向きをよりシュートを狙えるよう細かく修正し、シュートやシュートに繋げるラストパスを意識させました。
これから国際親善試合までの数日間で、さらにチームとしての力を積み上げていきます。ウクライナとの対戦は10月1日(土)、2日(日)に明石市大蔵海岸で予定しており、現地では無料で観戦できるほか、JFAの公式YouTube「JFATV」でもライブ配信を行います。
選手コメント
GK #12 宜野座寛也 選手(ソーマプライア沖縄)
監督からのキーパーへの要求を理解して表現できるように取り組みたいと思います。世界一になるために、しっかりと準備をしていきたいと思います。国内でビーチサッカー日本代表が親善試合をすることは、ビーチサッカーをたくさんの人に知ってもらういい機会です。勝っていい発信ができるようにしたいです。
来年にはアジア予選があるので、今回の親善試合では内容と結果にこだわりたいです。若い選手や久しぶりに招集される選手もいるので、コミニケーションをとってチームとして団結してレベルアップできればと思います。
FP #3 松岡翔太 選手(アヴェルダージ熊本BS)
今回2年ぶりに代表に招集され、コツコツと積み重ねてきた事が評価された事を嬉しく思います。日本を代表して戦う事の誇りや責任は、ラモス前監督の時に身に沁みて感じているので、それを引き継いでるオズ監督とは同じ想いで戦えると感じています。
今回の合宿は、週末の親善試合の為でもありますが、最終目標であるワールドカップ優勝から逆算しているという話がオズ監督からありました。
自分自身、前回のワールドカップのピッチには立てませんでしたが、呼んでもらったからにはピッチに立ち続けて日本代表の目標に貢献したいという強い想いを持っています。
少しでも早く代表チームの戦術を理解し、更に自分の強みを出せるよう1回1回のトレーニングを大事にして、集中して過ごしていきたいと思います。
FP #19 山田貴仁 選手(東京ヴェルディBS)
3年ぶりに日本で開催される親善試合に日本代表の一員としてプレーさせていただけることに感謝しています。出場して終わりではなくチームの勝利の為に自分の出来ることを最大限行い、国を背負って戦う覚悟を持って試合に臨みたいと思います。
国際親善試合
2022年10月1日(土) 14:00 キックオフ(予定) vs ビーチサッカーウクライナ代表
2022年10月2日(日) 14:00 キックオフ(予定) vs ビーチサッカーウクライナ代表
会場:兵庫/明石市大蔵海岸公園
インターネット配信:JFA公式YouTubeチャンネル「JFATV」でインターネットライブ配信
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