【JFA巡回クリニック】北海道でビーチサッカークリニックを実施

  • 掲載日:2022.09.28
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北海道でビーチサッカークリニックを実施

9月24日(土)と25日(日)に、北海道石狩市でJFA巡回ビーチサッカークリニックが実施されました。スタッフの北海道到着時は雨天で開催が危ぶまれましたが、ビーチでは強い風が吹いていたものの雨も降らずスケジュール通りに開催することができました。

9月24日(土)は、第4回 ビーチサッカーフェスティバル 2022 2ndステージ(U-12)に合わせ、小学生を対象にクリニックを実施しました。砂浜でのサッカーに元気いっぱいの選手たちは、1つ1つのプレーに大きな声をあげながら取り組み、基礎技術のトレーニングでも競争要素を取り入れると、必死になり砂浜にダイブしてボールを拾いに行くなど全身で楽しんでいました。

最後に行われた講師との試合では、オーバーヘッドにチャレンジしやすい特別ルールを設け実施したところ、チャレンジ精神旺盛な選手が多く、オーバーヘッドで得点を狙ってくる選手の姿が見られました。

また、クリニックで取り組んだトスやスコップにトライする選手もいました。終了時には選手たちから「楽しかった」「もっとやりたい」と声があがり、有意義なクリニックとなりました。

9月25日(日)は、第5回 北海道ビーチサッカーリーグ 2022に参加している2チーム(帯広北高校と大鎮キムラ建設BYⅡ)へのクリニックでした。

講師2名が各チームのアドバイザーとなり、リーグの試合中にもアドバイスを送るなど、チームに密着したクリニックとなりました。

リーグ終了時には、全国大会出場を決めた「大鎮キムラ建設BYⅡ」に、より戦術的な組み立て、守備時のポジショニング修正などのレクチャーなどをゲーム形式で行い、全国大会へ向けてのトレーニングとなりました。

雪国ということで、ビーチサッカーに取り組める期間はほかの地域より短いですが、北海道の地でもビーチサッカーを楽しんでくれる選手や、真剣に全国大会に臨んでくれるチームにとって、今回のクリニックは実践的で学びの多いものとなったようです。

講師コメント

小牧正幸 選手(ヴィアティン三重BS)
2日間、クリニックの講師として参加しました。
1日目のU-12のクラスでは全員が元気よく楽しそうに参加してくれました。普段とは違う砂浜での環境にうまくいかないプレーもありましたが、浮き玉パスやオーバーヘッドキックなど試合で沢山チャレンジしてくれました。
2日間にはリーグ戦に参加したチームが参加してくれました。
ビーチサッカーのスキルやテクニックを学ぼうと意欲的な選手が多く実践的なシチュエーションを交えて行いました。
守備のポイントや攻撃でのボールの受け方など伝え、実践してもらう中で成功する場面もあり、短時間で理解している選手も多かった気がします。
北海道ビーチサッカー連盟の関係者の皆様、クリニックに参加してくれた皆様、2日間ありがとうございました。

鈴木将人 選手(ヴィアティン三重BS)
北海道は雪国という事もあり、ビーチサッカーをする環境という面で少しハンデがあるのかなと行く前まで思っていましたが、ビーチに着くと子どもたちが楽しくビーチサッカーをする姿があり、とても嬉しく思いました。
初日の小学生達には、ビーチでの走り方や基本的な技術のトレーニングをしましたが、飲み込みが早く、何よりビーチサッカーを楽しむ姿が印象的でした。
2日目には、ビーチサッカー経験のある高校生と社会人チームを対象に基礎技術から戦術的な部分までクリニックしましたが、選手の皆さんがとても意欲的でビーチサッカーに対しての熱量を感じる事ができました。
これからも全国各地にビーチサッカーが根付くための活動が出来たらと今回の北海道でのクリニックでより感じる事が出来ました。
参加して頂いた選手、関係者の皆様本当にありがとうございました。