全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2022年8月号は、DORSAL M.FC/ASHIYA(関西ビーチサッカー連盟所属) 代表の 佐藤 義人さん からのメッセージです!
ビーチサッカーとスポーツ文化
DORSAL M.FC/ASHIYA 代表 佐藤 義人
DORSAL M.FC/ASHIYA(関西ビーチサッカー連盟所属)の代表兼選手の佐藤義人です。
私は、2005年に和歌山県の白浜で開催された大会で初めてビーチサッカーと出合い、その楽しさを知りました。さらに同年の全国大会でビーチサッカーの魅力やさまざまな可能性を感じ、今もなお、その魅力に取りつかれて選手としてプレーをしています。
ビーチサッカーと出合うきっかけとなったのは、私の治療院(SATO.SPORTS)にけがの治療やリハビリに来てくれている選手のために実施したビーチトレーニングでした。ビーチでのトレーニングには多くの可能性や大きな効果があります。ビーチは、さまざまなけがへの対応や競技力向上において素晴らしい環境です。現在もラグビー日本代表選手(※)やサッカー日本代表選手などの各種目のトップアスリートたちのリハビリやトレーニングをビーチで指導させていただいています。
ビーチサッカー日本代表としてFIFAビーチサッカーワールドカップや世界大会に出場させていただいたとき、海外と日本の違いで強く感じたことは、ビーチにまつわるスポーツの環境や身近さ、意識の差です。今後、日本各地でもビーチでスポーツができる環境やインフラの整備が進んでいくことで、日本のスポーツ界の未来や子どもの可能性はさらに広がり、ビーチサッカーだけではなく、さまざまな競技のレベルの底上げにつながると感じています。
ビーチサッカー環境のみならず、日本のスポーツ界のためにも、もっと日本でビーチの環境やインフラが整備され、たくさんの人たちに気軽に利用してもらえる身近なものになることを切に願うと同時に、ビーチの環境づくりに少しでも貢献することができたらと思っています。
ビーチサッカー、スポーツ、自然を愛する方々と共に。
※2015年ラグビーワールドカップ日本代表のメディカルスタッフとして帯同。南アフリカ戦「ブライトンの奇跡」はじめ日本の歴史的3勝に貢献。
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