5月27日(金)から29日(日)に、ビーチサッカーのゴールキーパーに限定したクリニックを実施しました。
今回は、ビーチサッカー日本代表コーチの田畑輝樹氏が各リーグを視察する中で、自ら声がけした11名の選手が参加しました。冒頭には、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021のデータや映像を用いて、ビーチサッカー日本代表ゴールキーパーの課題や求めるものを共有し、今回の3日間で参加者に意識してもらうことを伝えました。
また講師として、ワールドカップカップに7度の出場経験がある宜野座寛也選手(ソーマプライア沖縄)も参加し、3日間で計5セッションを行いました。
天候には恵まれたものの30度を超える気温の中、フィジカルを含めたトレーニングはかなり負荷の高いものとなりましたが、選手のモチベーションも高く、求められたものに果敢にチャレンジする姿が多く見られ、講師陣からも細かなポジショニングの指導やファーストタッチの置き所にまで細かなコーチングがありました。
初めての試みであったポジション別のクリニックでしたが、現在の日本代表の課題でもあるゴールキーパーのタレント発掘に関して、5セッションを通じて選手たちの特徴や課題が見えたこと、またその都度選手本人に改善点を伝えられたことは、指導を受けた選手たちにとっても、指導側の講師陣にとっても非常に有意義な実りの多い3日間になりました。
最終日の解散時、田畑輝樹コーチからは「この3日間で終わりではない。自分たちのチームに戻り今回の気づきを活かして成長して欲しい。代表に繋がっていると思って欲しい。これからも視察にいくので、みんなの成長を期待している。」と伝え、全日程を終了しました。
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⇒GK向けビーチサッカー巡回クリニックを実施|JFA|公益財団法人日本サッカー協会