SONNE Kamogawa B.S.(関東ビーチサッカー連盟)~ビーチサッカー連盟だより Vol.52~

  • 掲載日:2022.05.24
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2022年5月号は、SONNE Kamogawa B.S. 代表兼監督で関東ビーチサッカー連盟女子委員長も務められている 岡野大和 さん からのメッセージです!

⚽️日本初の女子ビーチサッカー地域リーグに込めた思い

 関東ビーチサッカー連盟 女子委員長

 SONNE Kamogawa B.S. 代表兼監督 岡野 大和

🍓全国に先駆け地域リーグを創設
2019年に「第1回Beach Soccer地域女子チャンピオンズカップ」が開催されて以来、ここ数年で選手もチームも増え、個々のスキル、戦術など、飛躍的な成長を遂げています。ビーチサッカー日本女子代表の実現も期待されています。
2020年、日本初の地域リーグとなる「関東女子ビーチサッカーリーグ」を創設しました。日々の練習に目標が加わり、選手のモチベーションも向上して、実戦を通してレベルアップが図れています。4月10日に高円宮記念JFA夢フィールドのピッチカリオカで行われた「JBSF女子ビーチサッカー選抜チーム対抗戦」では、関東女子選抜は約2カ月にわたって練習し、ライバルたちが“ワンチーム”となって臨み、質の高いプレーを披露しました。
🍒ビーチサッカーとの出合いからのチーム立ち上げ
なでしこリーグ所属の「オルカ鴨川FC」のスタッフだった2015年、私はビーチサッカーに出合いました。ノリノリな音楽をかけて試合を行い、オーバーヘッドなどアクロバティックなプレーも多く、やっても楽しい、見ても楽しいビーチサッカー。自らもプレーして、けがもしづらく、老若男女、幅広い人たちが楽しめるライフスポーツになりえると直感しました。
女子の中には膝や足首にけがを負い、若くして現役引退する選手も少なくありません。そんな選手たちにもう一度輝ける場を提供したい。高いエンターテイメント性を生かして、まちづくりにもつなげたい──。勢いあまって2018年、サッカー未経験の私が自らスポンサーとなり、代表・監督も兼務して女子ビーチサッカーチームを立ち上げてしまいました!
🫐ビーチサッカーを楽しむ女子は強い
房総半島の先端で女子サッカー人口の少ない地域のため、選手集めには苦労しました。妻を強引に試合に出したこともあります。地元主体で選手を集めようと、諦めずに活動を継続し、2020年に鴨川令徳高校にビーチコートが開設されたことでメンバーが集まり始め、チームのベースができてきました。昨年、男子チームも新設しましたが、あくまでもトップチームは女子です!男子には若い背番号を与えていません(笑)。
私には信念があります。スポーツは本来楽しいもの。スポーツを楽しんでいる人は本質的に強い。ビーチサッカーなら、それができます!互いをリスペクトし、高みを追求しながら、ビーチサッカーを楽しむ女の子たちの笑顔が関東リーグにはあります。
集まれ~!ビーチ女子!!
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