ドルソーレYUKUHASHI ~ビーチサッカー連盟だより Vol.44~

  • 掲載日:2021.10.23
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2021年10月号は、ドルソーレYUKUHASHI(九州ビーチサッカー連盟所属)の 代表兼監督兼選手 岡本英雄さん からのメッセージです!


⚽️ドルソーレの真髄

ドルソーレYUKUHASHI 代表兼監督兼選手 岡本 英雄

ドルソーレには三大理念の「仕事」「練習」「地域貢献」があります。
スポンサー企業やクラブ運営などの業務で働く選手が多くいること、しっかりと働く場所の提供と役割を考えさせることにより、社会性を
磨き会社で認められ、その結果、ファンづくりにもつながっていきます。

ドルソーレの練習環境は年々パワーアップしています。地元やスポンサーの支援により夜間照明設備も完備され、24時間ジムとの提携、アスリート飯の提供、体メンテナンスなどのハード面やソフト面が整ってきました。環境を整え、選手育成や人間育成を徹底的に行い、日本一を目指して新たに世界と戦える選手を輩出していきたいと思います。

ドルソーレの最大理念といっても過言ではない「出来るときにできるだけ地域貢献」は、選手、監督、スタッフ全員で行うことが大切だと考えています。ビーチサッカー選手ならではの地域の根差し方を考え、地域になくてはならない存在になることを目指しています。このような考えに賛同していただける企業も増え、現在はスポンサー企業100社以上になっています。

さらには、地方自治体とのパートナーシップ協定(現在では行橋市、築上町、苅田町、みやこ町と協定締結)を結び、地域との連携を強化。出前授業や教育講演会、地域イベントに積極的に参加し、幅広く認知をしていただいています。まだまだ普及が必要な競技では、このような活動は不可欠です。

これらを踏まえてドルソーレが向かう未来は、ビーチサッカーを通じた地域社会との完全適合です。これにより、ビーチサッカーの普及、ファンの拡大、選手発掘、スポンサー獲得など全てにつながっていきます。

ビーチサッカー界に最も必要なのはチームの土台づくりだと思います。経済を動かす仕組みづくり、新たな仕掛けづくりも必要です。これを具現化するには、人、時間、お金が必要ですが、ドルソーレのテーマ「コツコツ」精神で目標を一つずつ達成していきたいと思います。

ビーチサッカーチーム、ビーチサッカー選手にしかできないことを考え、自分たちの価値を高め、チームブランディングを行っていきます。そして、日本一を狙える強いチームを再建します。6年前に日本一たどり着いたときよりも苦難困難は多いですが全力で立ち向かっていきます。

最後に、今後の日本ビーチサッカー界の発展、プロリーグやビーチサッカー日本女子代表の創設、オリンピック競技への参入を期待しています。

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