【W杯】ビーチサッカー日本代表、セネガルを破り初のワールドカップファイナルへ! FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021

  • 掲載日:2021.08.29
  • カテゴリ:BS日本代表
ビーチサッカー日本代表、セネガルを破り初のワールドカップファイナルへ! FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021

ビーチサッカー日本代表は現地時間8月28日(土)、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021準決勝のセネガル代表戦に挑みました。

日本はFP上里琢文選手が今大会初めて先発に名を連ねました。一方のセネガルはフィジカルとパワーが特徴のチームですが、主力3選手が累積警告で出場停止とやや苦しい陣容です。

第1ピリオド、セネガルはフィジカルの強さを生かして遠めの位置からシュートを狙ってきますが、日本の選手たちは冷静に対応します。第1ピリオド11分には連続シュートを放たれますが、いずれもGK河合雄介選手が体を張ってブロック。両チーム無得点で12分間を終えます。

第2ピリオド3分、日本に先制点が生まれます。FP赤熊卓弥選手がペナルティーエリア内でオーバーヘッドシュートを狙ったところ、相手選手がチャージを仕掛けて赤熊選手と交錯します。これはビーチサッカーのルールでは守備側の反則となり、日本にPKが与えられました。赤熊選手がキックを冷静に沈めると、その後はセネガルの反撃を受けながらも失点は許さず、1点リードで第2ピリオドを終えます。

そのまま優勢に進めたいところでしたが、第3ピリオド2分、同点に追いつかれてしまいます。それでも、日本の選手たちは意気消沈せず、逆に一気にギアを上げて攻め込みました。第3ピリオド3分にはFP大場崇晃選手がFP奥山正憲選手との連係からオーバーヘッドシュートを決めて勝ち越しに成功すると、間髪を入れずに奥山選手が胸トラップからのオーバーヘッドシュートを決めて2点差に。第3ピリオド5分にはFP赤熊選手も豪快なオーバーヘッドシュートをたたき込みます。

第3ピリオド9分、CKからヘディングシュートを決められ4-2とされますが、すぐさまFP赤熊選手がハットトリックとなるゴールを決めて再び3点差に。セネガルは前線の人数を増やして攻め込みますが、日本の選手たちは的確に対応します。第3ピリオド11分にはPKを献上しましたが、相手がキックを枠外に外し、これで勝負の行方は決しました。

5-2でセネガルを下し、初の決勝進出を果たした日本。ビーチサッカーでは初となるワールドカップの決勝進出となります。今回が9回目のビーチサッカーワールドカップ出場となるFP山内悠誠選手は歓喜の涙を流し、監督兼FPの茂怜羅オズ選手は「まだ夢の中にいるよう。難しい相手だったけど、チームで一つになって戦い、歴史をつくることができた」と喜びを語りました。

現地時間8月29日(日)に行われる決勝は、グループステージ第3節で1-7と大敗した開催国ロシアとの再戦となります。FP茂怜羅選手は「ロシアといい試合をしてゴールドのメダルを持って帰りたい」と意欲を見せました。

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FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021

大会期間:2021/8/19(木)~2021/8/29(日)

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