全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2021年7月号は、アヴァンチ大阪(関西ビーチサッカー連盟所属)代表の墨谷雄輔さんからのメッセージです!
⚽️環境・地域資源×アヴァンチ大阪
アヴァンチ大阪 代表 墨谷 雄輔
新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、日々医療の最前線で患者さんの治療に尽力されている医療従事者の皆さまに、心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。
私たちアヴァンチ大阪は2007年3月に結成した、日本ビーチサッカー界の中でも比較的古い歴史を持つチームです。
2020年7月にチームとして新たな一歩を踏み出しました。
関西国際空港を臨む泉南市の海岸に、2020年7月、「泉南りんくう公園」(愛称:SENNAN LONG PARK)が開業しました。公園の前に広がる「タルイサザンビーチ」をホームピッチとして活動することが可能になり、地域のにぎわい創出につながる役割も果たしています。
このSENNAN LONG PARKで、私たちは「環境・地域資源×スポーツ」に価値があるとの思いから、泉南市や公園代表企業、協力企業の皆さまに賛同いただきながら、チームのトレーニング以外にも関西リーグの試合やイベントを開催しています。夏の海水浴シーズンのみのにぎわいだったビーチが、一年を通して、関西はもちろん地方からも多くの観光客が訪れる場所になれば、さらにビーチサッカーの魅力発信や地域活性化につながると確信しています。
また、地域の歴史や伝統文化もアヴァンチ大阪として発信したいと考えています。なんとなく知っている、なんとなく見たことがあるという不確かな情報ではなく、実際に歴史や伝統文化を見聞したり、体験したりすることで地域の特色を理解できます。地域を愛することができれば、私たちも愛されるクラブになると感じています。
2020年11月には、関西初の女子ビーチサッカーチーム「アヴァンチ大阪ウィステリア」を設立しました。
今後さらにビーチサッカーの競技レベルが高度化していく中で、アヴァンチ大阪としてもチーム力、個人のスキルアップは不可欠です。
JFA全日本ビーチサッカー大会のほか、Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップおよびBeach Soccer地域女子チャンピオンズカップ(日本ビーチサッカー連盟主催)といった全国大会出場や、世界で活躍するビーチサッカー日本代表選手輩出にも全力で取り組み、泉南市や泉南りんくう公園と共に歴史をつくっていきます。
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