昨年9月に発足した茂怜羅オズ監督体制ですが、8月に開催されるFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021に向けた国内合宿の最終日を迎えました。
最終日はトレーニングマッチを実施し、選手たちの最後のアピールの場となりました。
対戦相手は、今回も国内各地域リーグに参加する選手たちに集まっていただいて実施しました。
前半は、なかなか得点が奪えない状況の中、相手にオーバーヘッドを決められ先制を許す形となりました。
それでもボールをしっかりと回し、主導権を握りながら試合を進め、3分後にはこれまで繰り返し練習をしてきたコーナーキックからの連係プレーで得点を決め、同点で第1ピリオドを終えました。
第2ピリオドでは、キーパーからの攻撃が見事に決まり、赤熊卓弥選手のオーバーヘッドで逆転しました。
7分には、松尾那緒弥選手のロングシュートを皮切りに各選手の素晴らしいアピールが続きました。これまでの合宿で確認してきたアラの動きや、周りの選手の動きに反応するように3枚目が中央に絡みに来るなど、合宿最終日の中でいい動きが再三見られ、得点を重ねました。
課題としてきたシュート数もかなり上がり、ゴールキーパーのシュートやゴールキーパーからの組み立て部分もこれまでのトレーニングマッチよりも多く出すことが出来ました。
得点差以上に、これまで繰り返してきた合宿の成果をしっかりと表現でき、充実した内容となったトレーニングマッチとなりました。
これからFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021に向かうメンバーの最終選考が行われ、ロシアに向かう14名が決定します。
田畑輝樹コーチは「この中からロシアに向かう者と選考から漏れる者が出てきてしまう。それでも、しっかりと求められたことを表現しようと取り組んでくれたみんなに感謝をしている。ロシアに向かう選手は、その選手たちの気持ちを汲んでしっかりと戦おう」と最後の言葉を伝え、合宿を締めくくりました。
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⇒ビーチサッカーワールドカップに向けた国内合宿が全て終了|JFA|公益財団法人日本サッカー協会