ビーチサッカー日本代表候補は、7月10日(土)午後と11日(日)午前中にトレーニングマッチを実施しました。
対戦相手として、全国の各リーグに所属する選手にお声掛けし、ご協力いただきました。
合宿期間中は雨の中でのトレーニングが多かったものの、トレーニングマッチのタイミングでは太陽も出て非常に蒸し暑い状況での実施となりました。
選手たちは、合宿の疲労も出てくる中での苦しい環境でしたが、茂怜羅オズ監督から「厳しい状況でワールドカップも戦う。ワールドカップの3ピリオドをイメージして最後まで走り抜こう」と声をかけて試合に挑みました。
10日の試合では、シュートシーンも多く作り出すことができ、前回の合宿から意識していたシュート数に改善が見られました。ピヴォ以外にもアラの接触的なゴールの意識は茂怜羅オズ監督が求めるものであり、選手たちはしっかりアピールしていました。
守備面でも寄せのスピードが相手を上回り、簡単にオーバーヘッドにいかせないようしっかりと体をつけられる距離まで行けたことで危険な場面を作らせないように出来ていました。
11日、前日とは数名の入れ替えがあったものの最終日のトレーニングマッチも選抜メンバー方に協力頂き、試合を実施しました。
前日同様に主導権は握れているものの相手ゴールキーパーの活躍もあり、なかなかゴールに結びつかない状況が続きました。繰り返し練習してきたスローインやコーナーキックからのパターンは発揮できたもののゴールポストなどに阻まれるなど、得点に繋がらない状況でしたが、ボールをしっかりと保持し、選手全体が攻守にハードワークすることを徹底できたことで、相手のファールを誘いPKやFKで得点しました。
練習の成果が見られる一方でまだまだ精度をあげなければいけないところも見えました。
FIFAビーチサッカーワールドカップ ロシア2021まで、残り1回の合宿で更にチーム力をアップしていくことになります。
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⇒ビーチサッカー日本代表候補合宿、トレーニングマッチで合宿を締めくくる|JFA|公益財団法人日本サッカー協会