6月合宿の後半戦も、天候に恵まれ非常に暑い中のトレーニングとなりました。
砂の状態もよく深さもあるので、選手たちは疲労を感じていましたが効果的なトレーニングになりました。
最終日には、全国の地域リーグに所属する選手で構成した選抜チームとトレーニングマッチを行いました。
1ピリオド目は、合宿で繰り返し取り組んできた連係が形となり、チーム全体の躍動感ある動きが際立ちました。特にアラの運動量は今合宿で監督が求めた運動量に近く、ハードワークしていました。その結果、うまくスペースを使うことが出来、得点も多く重ねることが出来ました。
ただ、2ピリオド目からは徐々に足が止まってしまい、取り組んできた3枚目の動きがあまり出せなくなると単調な攻撃になってしまい、得点につながらなくなってしまいました。
3ピリオド目も同様に主導権は握るもののスペースをうまく使うことが出来ず、相手を崩すのに苦労しました。
守備面では最後までハードワークし崩される場面がほぼなかったものの、試合を通じて運動量を確保することが課題となります。
試合後、田畑輝樹コーチからも「やろうとしていることは意識してくれている。でも、最後まで続けられるよう取り組んでいこう」と声をかられ、茂怜羅オズ監督からは「いい部分もたくさんあった。下を向く必要はないが3枚目の動きが日本の強み、1ピリオドは出せたが、2.3ピリオドと徐々に下降していくのは前回と一緒になってしまう。1ピリオド目を最後まで出し続けられるチームにしていきたい」と、動きの質の次は動きの量を指摘されていました。
FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021まで残り2か月になり、チーム作りが着々と進んでいます。
茂怜羅オズ監督、田畑輝樹コーチからは、選手たちが各チームで各々の課題に取り組んで欲しいという言葉で合宿を締めくくりました。
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⇒ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングマッチで合宿を締めくくる|JFA|公益財団法人日本サッカー協会
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