8月に開催されるFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021に向け、強度の高い合宿がスタートしました。
初日から紅白戦を交え、これまでの連係の確認をしつつも、選手選考の場として個々のアピールにも熱が入っていました。茂怜羅オズ監督からは、「日本は、走る量に関して世界でも通用している。でも、パスミスをして守備に戻る体力はもったいない。シュートを決めれば守備に走る量も減るし、逆に決定機を何度も外せば当然負ける。「惜しい」ではダメ。1本を集中して決めきる。ということをもっと意識して欲しい」と、パスの精度やシュート決定率の部分に関し、強く求めていました。
2日目は、ダブルボックスのシュートゲームから徐々に広げての紅白戦という流れで多くのシュート機会を作りながら、ゴールをしっかり奪うことを意識させていました。
3日目の1対1のトレーニングでも、攻撃側がシュートを決められず守備側にボールを奪われると、ミニゴール2つに対して守備をしないといけない状況にしており、シュートを決めなければ守備でハードワークすることになると繰り返し茂怜羅オズ監督は繰り返していました。
チームはセットプレーや組み立ての浸透度は高まってきているものの、世界一を目標に掲げるチームとしてディティールの部分に対して、選手個々に更なる責任感を求めています。
合宿も半ばに入り、かなりトレーニング強度も高い中、選手たちは集中力を切らさず取り組んでいます。
明日からも気温の高い中のトレーニングとなりますが、ワールドカップ出場の椅子をかけた選手たちのアピールが続きます。
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⇒ビーチサッカー日本代表候補 6月国内合宿がスタート|JFA|公益財団法人日本サッカー協会