全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2021年6月号は、磐田ボニータBS(東海ビーチサッカー連盟所属) 西山 芽衣さん からのメッセージです!
⚽サッカーとビーチサッカーと私
磐田ボニータBS🐬 西山 芽衣
昨年12月、競技者としての11人制サッカーを引退し、すぐに出合ったのがビーチサッカーでした。以前から興味はあったものの、実際に経験する機会は今までありませんでしたが、昨年12月末に静岡県浜松市で開催されたビーチスポーツイベント(日本ビーチサッカー連盟主催のビーチスポーツ活動指導者講習会)の一環としてビーチサッカーを体験する機会をいただきました。
ボールが真っすぐに転がる土や芝生の上でサッカーをしてきた私にとって、砂の上でまともにボールが転がらない、ひたすら足が取られるピッチ、ボールの蹴り方すら通用しない、そんな新しい感覚に一瞬にして魅了されました。できないことが楽しい、もっとできるようになりたいと思い仲間を集め、新チームを結成しました。サッカーが最優先で毎日練習していた日常から、今は空いている週末に集まって練習をする程度の私たちですが、練習や試合を通じてビーチサッカーの奥深さを知り、新たなサッカーファミリーを築いていきたいと思います。
磐田ボニータBSはビーチサッカーの活動と並行して11人制のサッカーの公式戦にも参加しています。全く違う感覚とはいえ、サッカーの良さをビーチサッカーに生かしたり、ビーチサッカーの良さをサッカーに生かしたり、いろいろなサッカーを同時にしているからこそ、新たなビーチサッカーの色を出していけることは強みだと思います。
私たちのサッカー人生はこれからもずっと続いていきます。
数年前、恩師から「サッカーは生涯スポーツだ。サッカーに引退はない」と教えていただきました。生活の中心にサッカーがあることはサッカーファミリーとして素晴らしいことだと思いますが、全ての人がそのようにできるわけではありません。日々の生活の気晴らしにサッカーと関わる機会をつくることができたら、生涯サッカーとして関わっていけるのではないかと思います。
スポーツはプレーするだけではありません。見ることも支えることも関わっていることだと思うので、これからもいろいろな形でビーチサッカーの良さや楽しさ、サッカーの良さを多くの人々に発信していきます。そして私自身も身体の動く間はプレーを続け、仲間と楽しい時間を共有していきたいです。
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