北海道ビーチサッカー連盟~ビーチサッカー連盟便りVol.36~

  • 掲載日:2021.02.24
  • カテゴリ:蹴球通信
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2021年2月号は、北海道ビーチサッカー連盟 溝口 昇 理事長から、新型コロナウイルス禍にあって、明日を信じるあたたかいメッセージです!

ビーチサッカーの「夢」これからも一歩ずつ

  北海道ビーチサッカー連盟 理事長 溝口 昇

昨年は新型コロナウイルス感染症の流行に振り回された一年だったと思います。
これまで使用してきた石狩浜海水浴場(あそびーち石狩)が開設中止(開設期間:毎年7月中旬から8月中旬)となり、全道ビーチサッカー大会の会場確保に奔走しました。幸いにも札幌から3時間半と遠隔地でしたが苫前町観光協会の協力を得ることができ、「とのまえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチ」で開催することができました。また、新型コロナウイル感染症の影響により、北海道ビーチサッカーリーグとビーチサッカーフェスティバルの開催が危ぶまれました。会場確保に向けて幾度となく行政(石狩市)へ足を運び、水域占用の許可が下り、9月に無事開催。これらの事業実施にあたり、不慣れではありましたが、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて感染者を出すことなく全ての事業を終えることができました。
北海道のビーチサッカーを普及・発展させるためには、いつでもビーチサッカーができる「ビーチサッカーコート」が必要です。
しかし、当連盟が発足して3年目になりますが、この課題に向けた取り組みがうまく進んでいないのが実態です。当連盟だけで奔走しても実現するには大変厳しいものがあります。今年からは、ビーチバレーやビーチテニス等の競技関係者と連携して、ビーチ競技の実情などを行政に働きかけていきます。長期に渡るかもしれませんが、ゆくゆくはビーチサッカーコートができることを夢見て頑張ります。また、冬の時期に学校の体育館を利用して、ジュニアを対象としたビーチサッカー教室を開催する予定です。ぜひとも日本サッカー協会(JFA)や日本ビーチサッカー連盟(JBSF)のご協力をお願いします。
北海道のビーチサッカーを取り巻く課題は先に述べた以外に、ビーチサッカー指導者の養成や女子ビーチサッカーの普及等があり、連盟の役員で一同一歩ずつ課題解決に向け努力していきます。
いまだ新型コロナウイルス感染症収束の兆しすら見えない中、今年の事業開催がどのようになるのか分かりませんが、コロナと向き合って現実を見極め、より慎重に大会の準備を進めていきたいと考えています。
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