ビーチサッカークラブFUSION~ビーチサッカー連盟便りVol.35~

  • 掲載日:2021.01.27
  • カテゴリ:蹴球通信
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2021年1月号は、ビーチサッカークラブFUSION(北信越ビーチサッカー連盟/新潟県)の高校生キャプテン藤本 凌久 選手です。新春を飾るにふさわしいフレッシュなメッセージです!

ビーチサッカーへの僕の覚悟と決意

 ビーチサッカークラブFUSION キャプテン 藤本 凌久

僕がビーチサッカーに触れたのは小学4年生の頃です。父がビーチサッカークラブを始めたことがきっかけでした。当時サッカーをしていたのですが、トレーニングの一環としてビーチサッカーを取り入れました。
2016年に父のチームがプロビーチサッカークラブになり、現在のビーチサッカー日本代表監督である茂怜羅オズさんや後藤崇介選手(FC琉球BS代表)、そして海外のトップレベルの選手と一緒に練習をするようになりました。間近で感じる世界トップレベルの技術やフィジカル、そしてメンタルに触れ、僕もビーチサッカーの魅力にどんどん引き込まれていきました。
中学2年生の時、ビーチサッカーには年齢制限がないことから大人のクラスに参戦することになりました。サッカーやフットサルでは味わえない年代を超越した戦いは、今思うと自分を成長させてくれたと感じています。
そんな中、ビーチサッカーの練習試合中に開放骨折という大けがを負ってしまいました。1カ月半に及ぶ入院生活は長く、リハビリは過酷で精神的に落ち込んでいたときに、オズさんや後藤さんがお見舞いに来てくれました。励ましの言葉をかけてくれた思い出は今でも宝物です。「早くけがを治してオズさんや後藤さんのようになりたい!」と思うきっかけになり、ビーチサッカー選手になる決意を固めました。
2019年は全国大会に出場しましたが、中高生中心のチーム構成で挑み、日本トップレベルのチームを相手に全く歯が立ちませんでした。レベルの高いスキル、フィジカルに触れ、自分自身の足りないところが明確になりました。
高校生活最後の年でもあった2020年は海外へのチャレンジをさせていただく機会があったのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら断念せざるを得ませんでした。
でも、こうして毎日練習ができることに感謝して、またチャンスがいただけたら、その時に最高のパフォーマンスができるように準備していきたいと考えています。
周りの友人は進学や就職を決めている中、僕は夢をかなえるために努力する覚悟です。
これからもビーチサッカーを心から楽しみながら、日本のビーチサッカー界に恩返しができたらと思いますので、皆さま応援をよろしくお願いいたします。
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