帯広北高校サッカー部~ビーチサッカー連盟便りVol.34~

  • 掲載日:2020.11.24
  • カテゴリ:蹴球通信
⭐️北海道代表は、高校サッカー部!
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2020年11月号は、帯広北高校サッカー部 筧爪 椋太 コーチからのメッセージです!

「帯広北高校サッカー部の取り組み」

 ~ビーチサッカー大会を経て~

   帯広北高校サッカー部 コーチ 筧爪 椋太

帯広北高校サッカー部は、「仲間を大切にする」という理念を基に、生きる術を学び、人生を学ぶということを大事にしています。この世界・社会の全ては人とのつながりで成り立っています。学校生活や部活動を通じて人とのつながりや絆を感じ、信用と信頼を学んでいきたいと考えています。
私たちは、ビーチサッカーに挑戦して今年で2年目になりました。
ビーチサッカーの活動を取り入れたきっかけは、選手たちが試合に出場する機会の確保やボールコントロールの向上、フィジカルコンディションの向上のためです。他にもフットサルやハーレンフースバル(ドイツ式壁あり室内サッカー)も取り入れており、選手もスタッフもより多く、さまざまな経験ができるように活動しています。
今回、石狩で行われた第3回北海道ビーチサッカー大会2020(北海道ビーチサッカーリーグ)での優勝を経て、選手の成長を実感できました。
高校1年生のみで参加した今大会、最初は不安定な砂ピッチやサッカーとは異なるルール、相手のフィジカルや技術にとても苦しめられました。ファウルしてしまった後のセットプレーに対応できず、競り勝てばチャンス、競り負ければピンチという場面では球際で苦戦することも多く、少しプレスが甘くなればすぐ失点してしまう場面もありました。
しかし、試合を重ねるごとに攻守の切り替えが速くなり、試合終盤などの苦しい時間帯で2回、3回と連続してスプリントできるようもなりました。さらに、苦しい試合展開、足に負荷がかかる中でもチームのやるべきことを徹底して逆転することができ、選手たちの「粘り強さ」や「勝ちへのこだわり」を実感することができました。
そして、帯広北高校サッカー部は「第6回Beach Soccer 地域リーグチャンピオンシップ」の出場権を獲得することができました。
浮き球の技術やダイレクトプレーといったビーチサッカーならではの戦術や特徴を理解し、より多くの勝利を勝ち取れるように日々精進していきたいと考えています。また、「共に歩む」をスローガンに、選手たちがこの経験を活かし、サッカー選手としても人としてもさらなる成長ができるように、全力を注ぎます。
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