四国ビーチサッカー連盟~ビーチサッカー連盟便りVol.30~

  • 掲載日:2020.07.23
  • カテゴリ:ニュースグループ
全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。2020年7月号は、四国ビーチサッカー連盟 事務局長の大島 健二さんからのメッセージです!

四国ビーチサッカー連盟のこれまでとこれから

   四国ビーチサッカー連盟

           事務局長 大島 健二

 四国ビーチサッカー連盟(SBSF)は、2017年5月に設立されました。これに先立ち、四国地域では2015年に「四国ビーチサッカーリーグ・プレ大会」を開催しています。翌16年にも同大会を開催し、優勝チームは「第2回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」に出場することができました。
SBSF設立前のこの2年間の取り組みは、四国サッカー協会フットサル委員会を中心に進められ、大会運営は主に「JFA全日本ビーチサッカー大会 四国大会」に携わってきたメンバーが担ってきました。こうした実績を踏まえ、四国サッカー協会の指導の下、SBSFを設立することができました。
四国にビーチサッカー競技を専門とするチームは現在に至るまでありません。プレ大会も含め四国ビーチサッカーリーグ(SBSL)に加盟してきたチームは、サッカーやフットサルで活動するチームでした。このため、SBSLは、四国サッカー協会および四国各県サッカー協会主催の大会開催日を避け、1日での集中開催という方式で続けてきました。
当然のことながら競技会の運営は、その競技をする人たちがいることを前提に進められます。そして、プレーをしたい人たちが集まるだけでは競技会を開催することはできません。
四国において、わずかでもビーチサッカーをしたいという声が上がれば、私たちは活動の機会を準備したいと常に思っています。同時に、少しでも多くの人にビーチサッカーの楽しさや魅力を伝えるための普及活動も続けていかなければならないと考えています。
その一環として、SBSFは昨年、「第1回U-12ビーチサッカー大会」を開催しました。多くの少年少女たちがビーチサッカーを体験し、チーム関係者、応援する保護者の皆さんも競技の魅力を知り、大変有意義な大会になったと思っています。そして今年は新たに女性を対象としたビーチサッカー・フェスティバルを企画しました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言を受け、準備を中断することになりました。
この原稿を書いている6月の時点で緊急事態宣言は解除されていますが、県外移動の自粛要請が出ている自治体もあります。SBSLほか各種大会やイベントを開催するにはまだ時間が必要だと感じています。先行きは不透明ですが、関係者の方々に最大限の協力と理解を求めながら感染拡大防止策を徹底し、活動再開に向けて準備を進めていきたいと思います。
◆ JFA News 購読お申し込み
◆蹴球通信~ビーチサッカー連盟便り~アーカイブズ~