ラモス瑠偉監督率いるビーチサッカー日本代表は、パラグアイで開催されているFIFAビーチサッカーワールドカップの準々決勝(日本時間29日午前9時キックオフ)で強豪ウルグアイ代表を3-2で下して2005年大会以来、9大会ぶり2度目のベスト4入りを果たしました。
第1ピリオドの8分に日本が先手を取りました。ピッチ中央付近からFP大場崇晃選手が、相手ゴール前のFP山内悠誠選手に鋭い縦パスを送りました。山内選手は堅実にポスト役をこなし、走り込んできたFP大場選手のシュートのタイミングに合わせてパスを送りました。左足で蹴り込んだFP大場選手のシュートが相手ゴール右に決まり、日本は幸先の良いスタートを切りました。
その後は、日本がボールを回しながらペースを握り、ウルグアイは遠目からでも積極的にシュートを放っていくという展開が続きました。
11分、日本に待望の追加点が生まれました。自陣左でFP小牧正幸選手が相手ボールを奪い、敵陣左のFP奥山正憲選手にパスを送りました。FP奥山選手は、そのままドリブル突破で相手選手を一人交わし、左45度の角度から左足で強烈なシュートを放ちました。ボールは相手GKの股間を抜けていき、ゴールネットを揺らしました。
終わってみれば<試合を決定付ける3点目>を日本が奪ったのは、第2ピリオドの16分でした。
右サイドのFP松田康佑の視界に左サイドから走り込んできたFP田畑輝樹の姿が飛び込んできました。FP田畑選手がフリーになったタイミングに合わせ、FP松田選手が空中のボールを右足アウトで技ありパスを送るとFP田畑選手は、ボールをピッチに叩き付けるようにしてヘディングシュートを決めました。
第2ピリオドの終盤に1点を返され、第3ピリオド残り20秒で1点差に詰め寄られましたが、ウルグアイの攻撃をしのぎました。
勝利の立役者の一人がGK照喜名辰吾です。今大会はグループステージの初戦、2戦目と先発から外れて悔しい思いをしましたが、この日は軽やかな身のこなしでウルグアイのシュートを防ぎました。第2ピリオドの20分、相手右CKからのシュートを左手1本でセーブすると、第3ピリオドの30分には圧巻プレーが飛び出しました。相手の強烈FKが砂地をバウンドしながら飛んできたのですが、手前で軌道が変わって顔面をもろに直撃しました。それでも照喜名選手は痛そうなそぶりも見せず、ゴールマウスを守り切りました。
強豪ウルグアイを倒した日本代表は、日本時間12月1日(日)午前6時キックオフの準決勝でポルトガルと対戦します。
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スケジュール
FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019 | ||
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11月21日(木) | 5-4 | 第1戦 vs ビーチサッカーパラグアイ代表 |
11月22日(金) | TBC | トレーニング |
11月23日(土) | 4-3 | 第2戦 vs ビーチサッカーアメリカ代表 |
11月24日(日) | TBC | トレーニング |
11月25日(月) | 5-3 | 第3戦 vs ビーチサッカースイス代表 |
11月26日(火) | TBC | トレーニング |
11月27日(水) | TBC | トレーニング |
11月28日(木) | 3-2 | 準々決勝 vs ビーチサッカーウルグアイ代表 |
11月29日(金) | TBC | トレーニング |
11月30日(土) | 18:00 | 準決勝 vs ビーチサッカーポルトガル代表
(日本時間12月1日(日)AM6時~) |
12月1日(日) | TBC | 決勝/3位決定戦 |
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更となる場合があります。
FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019
大会期間:2019/11/21(木)~2019/12/1(日)