SC鳥取ビーチサッカー~ビーチサッカー連盟便りVol.22

  • 掲載日:2019.11.26
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。連載2年目は、JBSFに加盟するチームから、それぞれ特色ある取り組みを紹介していきます。 今回は、今年「JFA14回全日本ビーチサッカー大会(9/68/鳥取県鳥取市)」に地元代表として出場した、中国ビーチサッカー連盟加盟 SC鳥取ビーチサッカー> 小椋 選手からのメッセージです。

 

砂の街「鳥取」と「ビーチサッカー」/ SC鳥取ビーチサッカー 小椋

画像に含まれている可能性があるもの:14人、、スマイル、立ってる(複数の人)、空、子供、屋外

 

私たちSC鳥取ビーチサッカーチームは、20184月にJリーグクラブのガイナーレ鳥取と(一社)すなばスポーツがエンブレム提携を結び、前身のパザモールの選手を中心に設立されたチームです。鳥取県は「鳥取砂丘」のある砂の街。この鳥取県において砂のサッカーを盛り上げることは、地域を盛り上げていく一つの手段だと考えています。鳥取県は人口最少県で、現在も人口減少と少子高齢化が進んでいます。ビーチサッカーが鳥取県を盛り上げるきっかけになればと思っています。

今年9月には、JFA14回全日本ビーチサッカー大会が、初めて鳥取市賀露港みなと海水浴場で開催されました。JFA、鳥取県サッカー協会、鳥取県、鳥取市をはじめ、多くの関係者の皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とても厳しい残暑の中、全国から多くの選手とサポーター、地元の方々に3日間を通して大会に参加し、観戦いただいたことは、鳥取で活動する自分たちにとって大きな財産となり、多くの方の認知につながりました。大会では目標の予選リーグ突破を達成することはできませんでしたが、多くの経験を得ることができました。大会前や大会中にとても盛り上げていただき、大会後には、多くのこれからを期待する声と感謝の声をもらうことができました。

 チーム運営は、若者の多くない地域において非常に厳しい状態が続いています。しかし、「砂の街からビーチサッカー!」との多くの声援に、諦めるわけにはいきません。ビーチサッカーの魅力に目を輝かせた子どもたちや、地域でも全国大会を開催できる感動を受けた、力をもらったと言っていただいた方々のためにも、街の文化となるまで仲間と共に努力したいと考えています。ビーチサッカーの取り組みは砂のように少しずつ降り積もります。気が付けば、鳥取砂丘のような、鳥取を代表するコンテンツになることを描いています。地域内外の多くの人を巻き込み、私たちの挑戦はまだまだ続きます。

「すなばとサッカーで、人と人を繋ぎ、地域に笑顔と感動を!」

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、群衆、空、屋外

 

◆ JFA News 購読お申し込み
http://webshop.jfa.jp/fs/jfagoods/c/gr1

◆蹴球通信~ビーチサッカー連盟便り~アーカイブズ
https://jbsf.or.jp/news/press.php