ビーチサッカー日本代表は11月23日(土)、パラグアイの首都アスンシオンで開催中のFIFAビーチサッカー第2戦に臨み、アメリカ相手に4-3で勝利を飾りました
グループステージでグループAに入った日本は初戦で開催国のパラグアイを5-4で倒しましたが、ラモス瑠偉監督が第3ピリオド途中で退場処分となり、この日のアメリカ戦はメーンスタンドでの観戦となりました。先手を取ったのはアメリカでした。第1ピリオドの4分、スローインからのボールをねじ込まれてしまいました。一瞬の虚を突かれた失点に立ち尽くす日本選手もいましたが、ここで頼れる大黒柱のFP茂怜羅オズ選手が、存在感を遺憾なく発揮しました。キックオフからのボールを右足で一閃すると強烈なシュートが相手選手の背中に当たり、軌道を変えながらゴール右に突き刺さりました。1-1で迎えた第2ピリオドの13分、相手ゴール右サイドでFP赤熊卓弥選手が粘ってボールをキープ。相手ゴール前に折り返すと走り込んできたFP松尾那緒弥選手が、スライディングしながら逆転ゴールを叩き込みました。
第2ピリオド終盤に同点に追い付かれた日本ですが、第3ピリオド序盤の30分、見事な連係プレーを展開しながら3点目を決めました。相手ゴール前のFP山内悠誠選手が、マーカーを引き連れてファーサイドに移動。空いたスペースに左サイドのFP田畑輝樹選手が走り込みました。一連の動きを冷静に見ていた右サイドのFP大場崇晃選手が、絶妙のタイミングで田畑選手にパスを送りました。「動き出した時からオーバーヘッドでシュートを打とうと思っていました」と試合後に振り返った田畑選手が、見事なトラップからオーバーヘッドを決めました。その瞬間、メーンスタンドで腕を組みながら、じっと戦況を見つめていたラモス監督は、両手を挙げながら立ち上がってゴールシーンを喜びました。
第3ピリオドの33分、アメリカに同点に追い付かれてしまいますが、その直後に茂怜羅の右足がラモス日本を救いました。第1ピリオドのゴールと同様、キックオフのボールを右足で蹴り上げると相手ゴールにズドンと突き刺さり、これが決勝点となって日本代表は、大会2連勝と順調な滑り出しを見せました。
グループステージは16チームが4組に分かれて総当たり戦を行い、各組2位までが28日に行われる準々決勝に進みます。日本は25日(月)グループリーグ3戦目の相手スイス代表と対戦します。
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スケジュール
FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019 | ||
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11月21日(木) | 5-4 | 第1戦 vs ビーチサッカーパラグアイ代表 |
11月22日(金) | TBC | トレーニング |
11月23日(土) | 4-3 | 第2戦 vs ビーチサッカーアメリカ代表 |
11月24日(日) | TBC | トレーニング |
11月25日(月) | 17:50 | 第3戦 vs ビーチサッカースイス代表 |
11月26日(火) | TBC | トレーニング |
11月27日(水) | TBC | トレーニング |
11月28日(木) | TBC | 準々決勝 |
11月29日(金) | TBC | トレーニング |
11月30日(土) | TBC | 準決勝 |
12月1日(日) | TBC | 決勝/3位決定戦 |
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更となる場合があります。
FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019
大会期間:2019/11/21(木)~2019/12/1(日)