全国各地のビーチサッカーシーンを様々な立場で後方支援されている 金子一博さん(関東ビーチサッカー連盟)が語る、「第5回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」の展望・見どころ紹介<第4回(最終回)>です。
**<第4回>**
「進撃のKANTO」
最後は、私が携わる関東BS連盟からリーグ代表の3チーム、第1代表<東京ウェルディビーチサッカー>(グループA)、第2代表<レーヴェ横浜>(グループD)、第3代表<東京レキオスBS>(グループB)についてお話しさせていただきます。関東BSリーグでは、この3チームの直接対決はそれぞれ接戦で、どこが優勝してもおかしくはありませんでした。九州BSリーグ同様に、リーグは他の地域より試合数が多く、長い期間を要します。それ故、選手層の厚さが優勝への大きな鍵になると思いました。
東京ウェルディビーチサッカーは、ビーチサッカー日本代表の≪№10 茂怜羅 オズ 選手≫、≪№9 山内 悠誠 選手≫、GK≪№1 河合 雄介 選手≫がチームの「背骨」といえますが、注目してほしいのは今シーズン途中から加入の<№30 マテウス 選手>です。柔軟なボールコントロールで相手チームをパニックに陥れる危険な選手ですが、必ずオフィシャル席に来て関係者と握手しピッチを後にするナイスガイでもあります。
第2代表のレーヴェ横浜は、去年までヴェルディのキャプテンだった≪№77 大場 崇晃 選手≫が加わりました。同じくビーチサッカー日本代表の≪№10 奥山 正憲 選手≫はじめ、サッカースキルに長けている選手が揃っています。展開力・打開力は全国トップと感じています。あと、「レーヴェ・サポーター」の熱のこもった応援にもぜひ注目してください。選手以上に熱いかもしれませんよ!
そして、第3代表の東京レキオスBS。関東BSリーグ最終節のヴェルディ戦は、残り僅かで同点に追いつかれ勝利を逃しました。しかし、無敗の王者を最後まで追い詰めた<吉田 康 監督>の采配は観客を唸らせました。今年は≪№7 松田 圭祐 選手≫、≪№15 中原 勇貴 選手≫と新たに日本代表経験者が加わりました。キャプテンの≪№11 後藤 崇介 選手≫を中心に華麗な試合運びで「魅せ」ますが、監督の渋い采配にもぜひ注目してください。
以上、長くなりましたが、とにかく会場にて試合を観ていただきたいと思っています。
ビーチサッカーの各地域リーグでは、朝早くからの設営、試合終了後の後片付けなど、リーグを充実させ、またビーチサッカーを普及していこうと、参加チームが手弁当で運営しています。それ故に、リーグの年間チャンピオンが地域のプライドをかけ日本一を目指して戦う姿には、胸を打つものがあります。そうした彼らの、熱く華麗なプレーに注目してほしいです。必ずやビーチサッカーの面白さを味わっていただける筈です。
レッツ チャレンジ ビーチサッカー!
愛知県碧南市碧南緑地ビーチコートでお待ちしています。
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◆GoalNoteクラウドシステム(試合結果等公開サービス)
【第1次ラウンド】
https://www.goalnote.net/detail.php?tid=10367
◆第5回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ
・2019年10月19日(土)~2019年10月20日(日)
・碧南緑地ビーチコート(愛知県碧南市港本町1番地1)
◆<第1回~第3回>の記事はこちらから
https://jbsf.or.jp/news/