全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。連載2年目は、JBSFに加盟するチームから、それぞれ特色ある取り組みを紹介していきます。
今回は、今年3月に開催された「第1回BeachSoccer地域女子チャンピオンズカップ」に出場した、四国ビーチサッカ連盟加盟 <高知県立大ソフィア> 傍士 麻子 代表 からのメッセージです!
~女子ビーチサッカーの幕開けに立ち会い~
高知県立大ソフィア 代表 傍士 麻子
2019 年3月2日(土)~3日(日)、沖縄県西原町の西原きらきらビーチで「第1回Beach Soccer地域女子チャンピオンズカップ」が開催されました。日本の女子ビーチサッカーにおいては初の全国規模の大会となり、この度、高知県立大ソフィアは四国地域代表として記念すべき幕開けに立ち会うこととなりました。
四国地域においては、唯一の公式戦参加経験があるチームとして申し込みをさせてもらいましたが、このような機会をいただいたことに各関係機関に感謝申し上げたいと思います。
高知県では女子単独での開催はないものの、近年、四国ビーチサッカー連盟が立ち上がり、上川口港鯨公園ビーチスポーツ広場(高知県黒潮町)を拠点に、県大会や四国リーグ等が開催され、活発な動きが見られています。
女子に関しては、ミックス(男女混合)での県大会参加やクリニックへの参加を通じて、少しずつですが動き出している段階です。今後の普及が大きく期待されており、われわれ高知県立大ソフィアもこれからのビーチサッカー発展に貢献できるよう活動に取り組みたいと考えています。
今回、この歴史的な一歩を踏み出す大会に各地域から12 チームが集結し、2日間にわたり熱戦を繰り広げ、多くの学び、気づき、現状を知ることができました。ビーチの競技経験はさまざまですが自然の環境を生かし、競い合うという点において、「蹴る「」止める」の技術はもちろん、フィジカル面、メンタル面でも高いベースが必要となります。砂特有の環境を利用したボールタッチなどは興味深く、今後のトレーニングへの課題と捉えております。ここにたどり着くまでに地道にトレーニングに取り組まれ、今大会で優勝されたドルソーレ北九州レディースのプレーは圧巻で、技術の高さ、強靭なフィジカルに驚かされました。
今後、日本女子ビーチサッカーの幕開けに立ち会ったチームとして、この経験をまずは地域での普及に貢献できるよう活動していきたいと思います。そして、女子ビーチサッカー競技のますますの発展を期待しています。
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