全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】。(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。連載2年目は、JBSFに加盟するチームから、それぞれ特色ある取り組みを紹介していきます。
今回は、関西ビーチサッカ連盟加盟の <和歌山トライアンズBS> 大島 淳 代表兼選手からのメッセージです!
「和歌山からビーチサッカーを盛り上げる!」
和歌山トライアンズBS 代表兼監督兼選手 大島 淳
私たち「和歌山トライアンズBS」は、2019年に発足したばかりのビーチサッカーチームです。
B-LEAGUE参入に向けて活動しているプロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」ファミリーの一員であり、互いに刺激し、協力し合いながら、和歌山県のスポーツ界に新しい風を吹かせたいと思っています。
和歌山県には、2012年に開催された第7回全国ビーチサッカー大会(現JFA全日本ビーチサッカー大会)の会場となった白浜町(白良浜)をはじめ、海の美しさだけでなく、砂浜やその周辺環境なども快適なビーチが多くあります。しかし、こうした恵まれた環境が、ビーチスポーツに有効活用されていないのではないかと常々感じてきました。
全国を見渡すと、大きなスポーツ大会の会場となったビーチでは、その地域の特色を生かしたさまざまなイベントが継続して行われています。その一環としてビーチスポーツ競技の普及活動が進められ、地域において着実に各競技の拠点となっているように見受けられます。
私たちも地元でビーチサッカーの普及に努めなければと考え、和歌山市の「加太海水浴場」をホームに活動を始めようと準備を進めているところです。
具体的には、ビーチサッカー体験会の開催や、全国からチームを招待しての大会運営などを検討しています。体験会ではビーチの上を裸足で走る、裸足でボールを蹴る気持ちよさ、楽しさを感じてもらいたいですし、大会ではダイナミックでテクニカルなビーチサッカーの魅力を広く伝えたいと思っています。
加太海水浴場を皮切りに、風光明媚な和歌山のビーチに、ビーチサッカーを広めて発展させる。「和歌山からビーチサッカーを盛り上げる」といった意気込みで挑戦しようと思っています。
こうした普及活動とともに、もちろんチームとしては競技力を高め、「Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」や「JFA全日本ビーチサッカー大会」といった檜舞台で輝くことを目指しています。同時に世界で活躍するビーチサッカー日本代表選手の誕生も目標にしており、選手の発掘および育成・強化にも力を注いでいきたいと思っています。
発足して間もないチームですが、精いっぱい努力していきますので皆さまの応援をよろしくお願いします。
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