カベーラ新潟プライア ~ビーチサッカー連盟便りVol.17

  • 掲載日:2019.07.01
  • カテゴリ:蹴球通信

全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。

連載2年目は、JBSFに加盟するチームから、それぞれ特色ある取り組みを紹介していきます。

今回は、北信越ビーチサッカー連盟加盟の <カベーラ新潟プライア> 阿部卓哉選手からのメッセージです!

 

「カベーラ新潟プライア ~新潟県の発展と成長」

カベーラ新潟プライア 阿部 卓哉

 

 

新潟県内におけるビーチサッカーの現状は、競技人口、プレー環境ともにビーチサッカーが盛んな地域と比べると未発展です。

競技人口は、毎年微増しているもののチーム数そのものは増えていません。

その打開策の一つとして、2017年から、北信越フットサルリーグ1部に所属するcabella niigataと協力してフットサル競技者との交流を図り、まずはビーチサッカーという競技そのものの認知度を上げることを試みてきました。

SNS等でわれわれの活動情報を発信した結果、少しずつですがクリニックや大会運営の依頼をいただくようになりました。クリニックでは、ビーチサッカーのルールやプレー、環境保全のためのビーチクリーンなどの情報を伝えています。

なお、元アルビレックス新潟のアン・ヨンハ氏が代表を務める神奈川県のサッカースクール(Junistar Soccer School)の選手の皆さんには、毎年クリニックに参加していただいており、われわれの楽しみの一つとなっています。

こうしたクリニックの実施に加えて、2019シーズンは大人向けのワンデー大会を開催することが目標です。普段はサッカーやフットサルをプレーしている方々に実際にビーチサッカーに触れてもらう機会を設ける予定です。

ワンデー大会はビーチサッカーが盛んな地域では一定数で見受けられますが、新潟県内では極端に少ないのが実情です。経験豊富な他地域の方の知恵をお借りしながら、時には地元の皆さんのご協力を賜りながら、開催実現に向けて準備をしていきたいと思います。

競技人口の問題は、新潟県だけが抱えているのではなく、北信越の各県も同様です。現在、北信越ビーチサッカー連盟の喫緊の課題として各県におけるビーチサッカーの普及が挙げられており、その一員であるわれわれも新潟県内だけにとどまらず、積極的に北信越地域のビーチサッカーの普及に協力していきたいと考えています。

実際に、われわれも社会人チームとしてさまざまな問題と向き合いながら日々活動していますが、こうした活動の継続が新潟県、ひいては北信越地域の発展と成長につながることと信じて引き続き活動していきたいと思います。

 

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