全国のビーチサッカーファミリーの活動をリレー形式で伝える【ビーチサッカー連盟便り】(「JFA News」『蹴球通信』欄内)。
連載2年目は、JBSFに加盟するチームから、それぞれ特色ある取り組みを紹介していきます。
今回は、2019東海ビーチサッカーリーグ加盟の <エラシカ岐阜> 鹿島元気代表兼選手からのメッセージです!
「岐阜から全国へ」
エラシカ岐阜 代表兼選手 鹿島 元気
岐阜県で活動をする私たちエラシカ岐阜は、2018年4月に設立したクラブです。
皆さまご存知の通り、日本のど真ん中に位置する岐阜県には海がありません。
2017年夏にビーチサッカーを体験し、ビーチサッカーの魅力に取りつかれてしまった私が、「岐阜の街でもビーチサッカーをできる環境づくりを」をテーマに、このチームを設立しました。
しかし、ビーチサッカーの「ビ」の字もなかった岐阜県では選手集めから練習会場探し、ビーチサッカーの基礎の習得と、それら全てをゼロから始めなければなりませんでした。
そんな中、私たちのシーズン1年目は波乱の幕開けとなりました。
初年度となった昨年は、愛知県ビーチサッカーリーグに参戦しました。この年は記録的豪雨の影響もあり、選手たちの仕事環境が変化したり、川沿いの練習会場が流されたりなどのハプニングもあって思うような活動ができませんでした。
しかし、今年は地元の強豪サッカーチームに所属していた選手もチームの中心として加入し、練習会場もいくつか確保できました。ご支援いただくスポンサーさまも増え、競技に打ち込める環境も整い、いよいよ東海リーグに参戦します。
エラシカ岐阜は当初より、「挑戦」と「熱狂」と「恩返し」というコンセプトを掲げています。このコンセプトには、「海がない」ということをアドバンテージとし、全国へ向けた挑戦をすること。ビーチサッカーという競技に熱狂し、自分自身のためにすること。挑戦を応援してくれる人たちに恩返しにすること、といった思いが込められています。
また、ビーチサッカーがいずれ生涯スポーツとなり、岐阜の新たなエンターテイメントになることも目標にしています。
今後、私たちのようにビーチサッカーをゼロから始めるチームが増えることは、全国的に見ても必須だと感じます。そのためにも、監督と共に、私たちは新たなビーチサッカーの魅力の伝え方と、ビーチサッカー経験あるチームに勝てる戦術の構築に取り組んでいます。
本当の普及活動という部分をブランディングし、私たちの目線で伝えていきたいと思います。そのためにも、エラシカ岐阜は岐阜県のビーチサッカーのパイオニアとなり、全国に進出できるチームを目指します。
今年参戦する東海リーグは強豪ひしめくリーグでもありますが、1年生のエラシカ岐阜はドキドキとワクワクを楽しみながら岐阜を代表して戦いたいと思います!
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