ビーチサッカー日本代表は、3月8日(金)、AFCビーチサッカー選手権タイ2019のグループステージ第1戦でクウェートと対戦。日本は、初戦の緊張感で思い通りの内容とはいかないものの、3ピリオドを通して得点を重ね、8-1のスコアで、アジア制覇に向け、白星スタートを切りました。
現地時間20:30、昼間の暑さと比べてしのぎやすいコンディションでキックオフ。日本は、短い時間で選手交代をしながら試合を展開し、GKも含め、選手全員が第1戦に出場しました。
第1ピリオド、8分にキャプテンの茂怜羅オズ選手が先制点を奪うと、11分には大場崇晃選手がゴール中央からのFKを仕留めて、日本から応援に駆けつけた応援団を盛り上げます。さらに、茂怜羅選手が空いたスペースを見つけて、すかさず振り抜き、鮮やかなゴールでリードを3点に広げました。
第2ピリオド、ピヴォの山内悠誠選手がゴールを決めて攻撃のスイッチを入れますが、直後にクウェートのアルハマドの蹴ったシュートがGKの前でバウンドし、ゴールを許します。しかし、直後のキックオフで、田畑輝樹選手、茂怜羅選手とつないで、最後はパスをもらった山内選手がワントラップし、ニアサイドの高い位置に打ち込み、すぐさま失点の嫌なムードをかき消し、ラモス瑠偉監督と抱き合ってベンチと喜びを共にしました。さらに、山内選手は23分にハットトリックを達成。相手を引き離して最終ピリオドを迎えます。
第3ピリオドは、大場選手がFKでこの日2点目を決め、練習の成果を見せると、31分には、小牧正幸選手がオーバヘッドキックでゴール奪取。パスのタイミングがうまく合わず、ラモス監督が激を飛ばす場面も見られましたが、日本は試合終盤になっても相手を上回る運動量で、失点を1点に抑えて、8-1で勝利しました。
難しい初戦で勝利することが重要と語っていたラモス監督。課題は残したものの、初戦で勝利し、勝ち点3をしっかりと積んだ日本。この日チーム最多得点となる3点を決めた山内選手は、「今日の出来が最低で、チームはこれから上がっていく。僕自身も今日は最高ではなく、もっと点をとって、味方にアシストして、1つ1つ積み重ねて優勝したい」と、次戦へと気持ちを向けました。
日本は、中1日の10日(日)、現地時間20:30(日本時間22:30)からカタールとグループステージ第2戦を戦います。
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スケジュール
AFCビーチサッカー選手権タイ2019 | ||
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3月8日(金) | 8-1 | グループステージ第1戦 vs ビーチサッカークウェート代表(@Main Arena) |
3月9日(土) | TBC | トレーニング |
3月10日(日) | 20:30 | グループステージ第2戦 vs ビーチサッカーカタール代表(@Main Arena) |
3月11日(月) | TBC | トレーニング |
3月12日(火) | 17:30 | グループステージ第3戦 vs ビーチサッカーバーレーン代表(@Main Arena) |
3月13日(水) | TBC | トレーニング |
3月14日(木) | TBC | 準々決勝(@Main Arena) |
3月15日(金) | TBC | 準決勝(@Main Arena) |
3月16日(土) | TBC | トレーニング |
3月17日(日) | TBC | 決勝(@Main Arena) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更となる場合があります