公益財団法人日本サッカー協会機関誌「JFA News」において、【ビーチサッカー連盟便り】が連載されています(『蹴球通信』欄内)。
全国9地域のビーチサッカー連盟、JBSF主催の大会で活躍したチームが、リレー形式で活動状況等を伝えます。第8回は四国ビーチサッカー連盟です。
「四国ビーチサッカー連盟 ~四国地域におけるビーチサッカーの現状と取り組み」
四国ビーチサッカー連盟 理事兼事務局次長 瀧本 大造
四国ビーチサッカー連盟(以下、本連盟)の現状と取り組みについて紹介します。
本連盟は2017年に四国地域におけるビーチサッカー競技の健全な普及・発展を目的とし設立されました。2015年、2016年と2年間の四国ビーチサッカーリーグプレ大会を経て、2017年に正式に公式リーグ『四国ビーチサッカーリーグ』として始動しました。昨年までは高知県と愛媛県の2県からの加盟チーム、計4チームでのリーグ開催となり、他地域リーグに比べるとまだまだビーチサッカーが根付いていないのが現状です。
今年、新たに徳島県から新規チームが加盟するなど明るい材料もありました。今後、香川県を含めた四国全四県からチームが参加し、四国ビーチサッカーリーグとして競技力の向上を図り、地球環境スポーツといわれるビーチサッカーの魅力や情報を広く発信していきたいと思います。そして、リーグ加盟チームの数を増やしていきたいと考えています。
現在、日本における2つの主要大会であるJBSF主催「Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」、JFA主催「全日本ビーチサッカー大会」で四国代表のチームが参加し、全国レベルのビーチサッカーの技術や戦術を学び、リーグに還元することにより、少しずつではありますが試合を見てプレーの変化や向上が感じられます。
また、昨年、JFAビーチサッカー巡回クリニックが四国地域で初開催されました。昨年は10月に四国ビーチサッカーリーグの主会場である高知県黒潮町/上川口港鯨公園ビーチスポーツ広場にて、今年は7月に愛媛県伊予市/ふたみシーサイド公園にて実施されました。現役のビーチサッカー日本代表選手をインストラクターに迎え実施することで社会人・学生のみならず少年少女もビーチサッカーの基本技術やトレーニング法、裸足でボールを蹴るビーチサッカーならではの魅力や楽しさが多くの方に伝わったと思います。そして、現在、本連盟では男子だけに限らず女子のカテゴリーで全国大会へ繋がる『四国ビーチサッカーWomen’sリーグ』の発足について、検討・計画を始めています。
今後はビーチイベント等の取り組みを四国各県で継続的に企画・計画し、四国ビーチサッカーリーグの競技人口の底上げ、ビーチサッカーの普及発展に貢献していきたいと考えています。
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四国ビーチサッカー連盟公式ウェブサイト
https://shikokubs2017.wixsite.com/sbsf