公益財団法人日本サッカー協会機関誌「JFA News」において、【ビーチサッカー連盟便り】が連載されています(『蹴球通信』欄内)。
全国9地域のビーチサッカー連盟、JBSF主催の大会で活躍したチームが、リレー形式で活動状況等を伝えます。第7回は北信越ビーチサッカー連盟です。
「北信越ビーチサッカー連盟 ~ビーチサッカー普及に向けて」
北信越ビーチサッカー連盟 理事長 小林 遼
北信越地域は新潟県から福井県まで約1,781kmにおよぶ長い海岸線を有しており、春から秋にかけて多くの場所でビーチスポーツの大会やイベントが開催されています。また、長野県駒ヶ根市には人工の砂浜が整備されており、海のない長野県でもビーチサッカーを楽しめる環境が整備されています。
このような環境の下、北信越ビーチサッカー連盟に加盟しているチームでは、チームでの練習のほか、地域の海岸清掃への参加やビーチサッカー教室の開催、イベントや大会の運営協力などにも尽力しており、シーズン中の夏季には毎週のようにビーチサッカーの普及活動を行っています。
今年度、本連盟が主催している北信越ビーチサッカーリーグには新潟から2チーム、長野から1チーム、計3チームが参加しました。結果は、カベーラ新潟プライアが2年連続で優勝し、10月に開催される「第4回BeachSoccer地域リーグチャンピオンシップ」への出場を決めました。リーグの参加チーム数は他の地域と比較するとまだまだ少ないため、今後この数を増やすべく、より一層の普及活動をしていく必要があると感じています。
今年度の新たな事業としては、北信越ビーチサッカーリーグと同日同会場で北信越女子ビーチサッカー大会を開催しました。大会には3チームが参加し、総当たり戦で6試合行いました。当日は女子の試合にも関心が集まり、会場は大いに盛り上がりました。また、参加した女子チームが男子チームの試合を観戦したりアドバイスを受けるなど、男子と女子とが刺激し合い、相乗効果があったと感じました。地域ビーチサッカー連盟による女子大会は全国的にも新しい取り組みのため、来年度以降も継続して開催していきたいと考えています。
北信越地域の冬は雪が降ることも多く、海岸を活用できる時期が短いのですが、晴れの日に感謝しながら今後もビーチサッカーの普及に取り組んでいきます。
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