ビーチサッカー日本代表マルセロ・メンデス監督による選抜クリニックを神奈川県で開催

  • 掲載日:2017.04.05
  • カテゴリ:クリニック

ビーチサッカー日本代表マルセロ・メンデス監督による選抜クリニックを神奈川県で開催

3月30日(木)から4月2日(日)にかけての4日間、神奈川県横浜市のTAKAフィールドで、今回が初めてとなるビーチサッカー選抜クリニックが開催されました。

選抜クリニックとは、ビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督がこれまでのクリニックや大会視察で見てきた、日本代表でプレーできるレベルにあるが招集するチャンスが少ない選手を招集したクリニックです。能力の高い選手に対し良い環境と指導を与え、より高いレベルの中で切磋琢磨することでさらに能力を引き上げること、そして日本代表へのステップアップの場とすることを目的としています。

今回は全国から14名の選手が参加し、2日間のトレーニングを行った後、日本代表候補とのトレーニングマッチを2試合行いました。また、元ビーチサッカー日本代表で、現在、LEON福岡の牧野真二氏がクリニックチームの監督としてトレーニングの指導と試合の指揮を取りました。

初日はマルセロ監督が中心となり、主に戦術のトレーニングを行いました。選手たちは緊張からか最初は固さがありましたが、すぐに慣れ自分のプレーを見せ始めました。
2日目は牧野監督の主導でトレーニングを行い、翌日の試合に向けた技術や戦術の確認を行いました。適宜、マルセロ監督とパウロ・ホシャGKコーチも選手たちにアドバイスを送り、選手たちも集中してトレーニングを行いました。

そして3日目、今回のクリニックのメインイベントである日本代表候補とのトレーニングマッチ第1戦。クリニックチームは日本代表候補の一つ一つの質の高いプレーに対し、なかなか自分たちの持ち味を出せず、終始相手に試合を優位に進められ、全くリズムを掴めないまま1-8で大敗となりました。

しかし、最終日の第2戦。多くの観客が見守る中、試合前の牧野監督の檄のもと、選手たちは奮起します。守備では開始からしっかりとプレッシャーをかけて相手の攻撃を封じ、攻撃では攻める姿勢、シュートへの意識を高く見せ、幾度となくチャンスを作りました。5-5でPK戦までもつれた試合は日本代表候補に軍配があがりましたが、多くの選手が自分の特徴を出し、この試合の勝利と日本代表を目指す熱い気持ちを感じさせる素晴らしい試合となりました。

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