第2回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップは、明石市大蔵海岸公園特設ビーチサッカーピッチにおいて、2016年11月12日(土)、13日(日)に2日間の日程で開催され、ソーマプライア沖縄(九州BSリーグ)が優勝し、第1回大会に引き続き、九州BSリーグ王者が年間チャンピオンに輝きました。
≪予選 ROUND≫
【1試合目】
アヴァンチ大阪(関西BS) 3(2-0、1-0、0-0)4 ベル・エキップ(中国BS)
【2試合目】
ニンジャB.S(東北BS) 4(3-4、0-5、1-1)10 ソーマプライア沖縄(九州BS)
【3試合目】
東京レキオスBS(関東BS) 3(0-0、1-0、2-1)1 クラブアレイア(東海BS)
【4試合目】
ソーマプライア沖縄(九州BS) 5(2―1、1-0、2-0)0 BSC明石アレイア(開催地BS)
【5試合目】
フュージョン(北信越BS) 9(3―0、4-0、2-0)0 ベル・エキップ(中国BS)
【6試合目】
クラブアレイア(東海BS) 10(2―1、5-1、3-1)3 BS海’S(四国BS)
【7試合目】
アヴァンチ大阪(関西BS) 3(1―5、0-2、2-3)10 フュージョン(北信越BS)
【8試合目】
ニンジャB.S(東北BS) 3(1―0、1-3、1-8)11 BSC明石アレイア(開催地BS)
【9試合目】
東京レキオスBS(関東BS) 7(1―0、2-0、4-1)1 BS海’S(四国BS)
≪決勝 ROUND≫
【準決勝第2試合】
【決勝戦】
フュージョン(北信越BS) 4(1―3、1-0、2-2)5 ソーマプライア沖縄(九州BS)
【最終結果】
優 勝 ソーマプライア沖縄(九州BSリーグ代表)
準優勝 フュージョン(北信越BSリーグ代表)
第3位 東京レキオスBS(関東BSリーグ代表)
第3位 クラブアレイア(東海BSリーグ代表)
得点王 ヴィクトルユーリ ワタリ [ソーマプライア沖縄]10得点
決勝戦 report(日本BS連盟 櫻井大輔 氏)
≪第1ピリオド≫
序盤、ソーマプライアが、ワタリ選手、磯選手と立て続けにシュートを決め、 2点差をつけて会場を驚かせる。
直後、フュージョン タイアルイ選手がミドルシュートを放ち、 バウンドが変わり、ゴールネットを揺らして、1点差とする。
しかし、失点後のキックオフをワタリ選手が豪快に決め、ソーマプライアがすぐに2点差に戻す。
そのまま、第1ピリオドは1-3ソーマリードで終える。
≪第2ピリオド≫
両チームGKを入れ替え、第2ピリオドを迎える。
フュージョンの迫力あるプレスに、ソーマがボールを失うシーンが増え、 徐々にフュージョンペースとなる。第2ピリが折り返した時間に、試合が動く。
ソーマの3、1の形から、GKのミスを狙っていた後藤選手が、 ボールを奪うと、すぐさまシュートし、ゴール、一点差となる。
その後も、パチェコ選手や後藤選手のオーバーヘッドシュートがゴールマウスを襲うも、決まらず、
2-3ソーマリードで第2ピリオドを終える。
≪第3ピリオド≫
両チームGKをファーストセットに戻し、迎えた最終ピリオド。
第2ピリオド同様、フュージョンがペースを握り、攻勢を強める。
序盤、フュージョンパチェコ選手が重戦車のような持ち出しで、GKまで迫り、シュートを放つ、
それをソーマが防ぐも、こぼれ球に反応した後藤選手が押し込む、
ボールはDFに当たりながらも、弧を描き、ゴールイン。
遂に、フュージョンが3-3の同点に追いつく。
更に攻撃の厚みが増していくフュージョン。
残り2分、パチェコ選手が中央外め、静止状態から中に切り込み、 DFを引きはがしながら、強烈なシュート。
弾丸シュートは、ファー側ゴールネットに突き刺さり、4-3、遂にフュージョンが逆転。
勝負が決したかに思われたその直後、 ソーマ照喜名選手が、自陣から、ロングシュートを放ち、
弧を描いたボールは鮫島選手の手をかすめゴールネットを揺らし、同点とする。
残り1分を切ったところで、ソーマのコーナーキック、
跳ね返りが照喜名選手にわたり、シュート性のボールが向かった先は、 ソーマ斉藤選手へ、
斉藤選手がダイレクトで合わせたボールはゴールに吸い込まれ、
ソーマプライアが4-5と再逆転。
残り40秒で、オズ選手の矢のようなバイシクルシュート等、フュージョンが猛攻撃をしかけるも、
照喜名選手がファインセーブを連発。
試合終了の笛が鳴る。
フュージョンは、追う展開となりながらも、終始、ゲームを支配。
パチェコ、後藤選手が繰り広げるフィジカルとスピードの融合した重厚な攻撃に、
攻守のかなめのオズ選手、
得点もとれるバランサーのタイアルイ選手らが加わったワールドワイドな布陣で、
実力を発揮していたものの、
一瞬の隙をつかれ、全国大会からの2連勝を逃した。
ソーマは、先行しながらも、主導権を握られ、一度は逆転を許す。
しかしながら、粘り強い守備を続け、数少ないチャンスをものにし、勝負強さを発揮。
九州BSリーグ王者が2年連続でビーチサッカー地域リーグ年間チャンピオンに輝いた。